監督がこだわり抜いた黄河の氾濫シーンが 中国ドラマ『康熙帝』第1話冒頭映像公開
中国ドラマ『康熙帝~大河を統べる王~』の第1話冒頭映像が公開された。
本作は、中国の清王朝時代に実在し、歴代屈指の名君とされた皇帝、康熙帝の偉業を描いた歴史ドラマ。中国の清王朝全盛の時代を作った第4代康熙帝は、60年以上の長い統治期間であったこととともに、「三藩の乱」や「鄭氏台湾の征服」、「新しい税制度の導入」など、成し遂げた多くの業績によって中国史上No.1の皇帝と呼ばれている。朝廷内闘争、高官らの汚職、対抗勢力との戦いなど内憂外患に阻まれながらも、人知を尽くし、努力を尽くして黄河の治水事業に奮闘した人々の姿が映し出されていく。
『王女未央ーBIOUー』のルオ・ジンが康熙役を演じ、『鶴唳華亭〜Legend of Love~』のホァン・チーチョン、元バレエダンサーという異色の経歴の持ち主だが『少年の君』などにも出演しているイン・ファンらがキャストに名を連ねている。
公開された映像は、本編冒頭5分までに映し出される黄河の氾濫シーン。激しい雨による洪水によって形相を変える黄河は“黄竜”と呼ばれていた。「黄竜の威力と破壊力、そして人と自然の戦いを表現するため、ロケーション撮影することにしました。実際、わずか1分間のシーンに丸5日かかりました」とチャン・ティン監督がコメントする、こだわりの詰まった映像となっている。