ジョージ・クルーニー×ブラッド・ピット『ウルフズ』9月20日公開 監督はジョン・ワッツ

 ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットがW主演を務める映画『Wolfs(原題)』が、『ウルフズ』の邦題で9月20日に日米同時公開されることが決定した。

 本作は、一匹オオカミであるはずの事件のもみ消し屋=通称フィクサーの2人が、同じ事件現場で遭遇してしまうことから始まるクライムアクション。トム・ホランド版『スパイダーマン』シリーズを手がけたジョン・ワッツが監督を務めた。

 主演は『オーシャンズ11』シリーズなどで知られ、『グッドナイト&グッドラック』ではアカデミー監督賞と脚本賞にノミネートされたこともあるクルーニーと、クルーニーとは何度も共演経験があり、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で初のアカデミー賞助演男優賞を受賞したピット。2人はともに製作としても参加している。クルーニーは本作について「ダークでぶっ飛んでる! まるでR指定版の『オーシャンズ』!」とコメントしている。

 単独行動で暗躍し、絶対に存在を知られてはいけない、事件のもみ消し屋=フィクサー。だが、「一匹オオカミ」であるはずのフィクサーとフィクサーが同じ事件の現場で遭遇してしまう。しかも始末するはずの死体は生きていて、ターゲットは逃亡。トラブルに巻き込まれた2人は嫌々手を組むことに。この2人は最強のパートナーとなるのか、最悪な状況を招くのか。予測不能なNYの一夜が始まる。

映画『ウルフズ』予告編

 公開された予告編は、助けを乞う依頼者からの1本の電話から始まる。クルーニー演じる裏社会の暗躍者・敏腕フィクサーが依頼者のいる部屋に現れ、とある男を始末するよう頼まれる。いつものように“ヤバい事件”の後始末に取り掛かかろうとすると、軽快なノックとともにピット演じるもう1人の敏腕フィクサーが登場。なんと、彼も同じ事件の依頼を受けていた。“絶対に存在を知られてはいけない”フィクサー同士はまさかのダブルブッキングに困惑し、互いに「奴とは組まない」と相容れない様子。渋々2人でターゲットの青年を始末するが、死体は生きており、逃亡。想定外のことが次々と起こり、慣れないタッグでターゲットの始末に手こずるフィクサーの2人。さらに、逃げ続けるターゲットと3人で行動をしていくにつれ、得体の知れない組織の犯罪に巻き込まれていく。

 フランク・シナトラが歌う楽曲「マイ・ウェイ」の美しい旋律が皮肉に響きわたる中、正体不明な敵との激しい銃撃戦やカーアクション、フィクサー同士で銃を向け合うシーンなど、劇中では派手なアクションが。また、クルーニー演じる男は尋問を得意とする慎重派なのに対し、ピット演じる男は考えるより行動派であるなど、仕事のやり方が異なることで度々衝突するかと思えば、服装も喋り方も同じの似た者同士なところも。だが、それを指摘されると反発し合う、2人のコミカルな掛け合いも展開される。

 しかし一転して、お互いの正体を知ったことがばれたら殺されてしまう最悪な状況に。1匹オオカミの2人“ウルフズ”は、なぜ出会ってしまったのか。果たしてお互いは敵なのか、味方なのか。そして黒幕の正体と狙いとは。

■公開情報
『ウルフズ』
9月20日(金)公開
出演:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、エイミー・ライアン、オースティン・エイブラムス、プールナ・ジャガンナターン
監督・脚本:ジョン・ワッツ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト:https://www.wolfs-movie.jp/
公式X(旧Twitter):@SonyPicsEiga

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