『アンメット』麻衣役ではお嬢様キャラを好演 生田絵梨花、地上波連ドラ初主演で新境地へ

 ドイツで生まれ、幼少期からピアノやクラシックバレエに親しんできた生田絵梨花。清楚なイメージのある乃木坂46のなかでも、一段と上品なオーラを纏っていた彼女は、現在放送中のドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系)で演じているお嬢様キャラに、とてつもなくハマっている。

 しかし、地上波連続ドラマ初主演となる『素晴らしき哉、先生!』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で演じるのは、ストレスフルな教育現場で働くZ世代の高校教師・笹岡りお。どうやら、りおは感情の振り幅が大きいキャラクターで、仕事で溜まったストレスをSNSの裏アカに吐き出したりする描写もあるらしい。これまでのイメージとは大きく異なる“ちょっぴりやさぐれた生田絵梨花”を楽しむことができそうだ。

生田絵梨花、地上波連続ドラマ初主演 『素晴らしき哉、先生!』でZ世代の高校教師に

生田絵梨花が地上波連続ドラマ初主演を務める『素晴らしき哉、先生!』が、7月期のABCテレビ・テレビ朝日系の日10ドラマ枠で放送さ…

 乃木坂46時代から、アイドルとミュージカル女優としての顔を両立させてきた生田は、まさに“努力の人”だと思う。とくに、2019年に放送された『人生が変わる1分間の深イイ話2時間スペシャル』(日本テレビ系)を観たときの衝撃は、いまだに忘れることができない。

 同番組では、生田の密着映像が流れていたのだが、「東京でのミュージカルの稽古→乃木坂46のライブに出演するために大阪に移動→到着するとすぐさまリハーサルに参加→翌日は早朝からふたたびリハーサルが開始」というような超人的スケジュールをこなしておきながら、「むしろ乃木坂に入るまでが忙しくて」とサラリと言ってのけていたのだ。

 天才だと言われる人の裏には、必ず血のにじむような努力がある。生田は、それを体現している人だと思う。

 昨年は、ディズニー100周年の集大成となる映画『ウィッシュ』のヒロイン・アーシャ役の日本版声優をオーディションで勝ち取り、“声”だけで感情を表現する術も身につけた。アイドル時代に培った勝負強さ、ミュージカルで鍛え上げられた声の美しさが、この抜てきにつながったのだろう。

生田絵梨花にとって『ウィッシュ』声優抜擢は一つの“到達点”に 役に生まれる説得力

生田絵梨花が12月15日に公開されるディズニー100周年記念作品 『ウィッシュ』にてヒロイン・アーシャの日本版声優に決定した。2…

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