『正直不動産2』“ライバル”松田悟志から山下智久にエール 神木が仕掛けた嫌がらせの顛末

 神木は自身と永瀬の勝負に顧客を巻き込む。篠崎や海野など、過去に不動産投資に失敗している顧客に目をつけ、投資用物件を購入させるためにけしかけた。神木は「だまされるヤツは、何度でもだまされる」と口にする。顧客リストを悪用し、篠崎や海野に狙いを定める神木の立ち位置は、カスタマーファースト命な月下とは正反対だ。「ご家族のためです。ここは父親としてふんばりどきですよ」と篠崎に笑いかける顔が恐ろしく感じられる。

 永瀬が地域の人たちから信頼されていたことで、神木は篠崎という獲物を逃した。敗北を喫した神木は苛立つも、顧客リストをぐしゃぐしゃに握りつぶすと不敵に笑う。海野という次のターゲットに狙いを定めたからだ。そして海野が黒須を突き落とすきっかけを作る。

 しかし海野が家族を亡くしていたと知った時、神木は複雑な表情を見せた。忌々しげに顧客リストを机に投げやる神木だが、その苛立ちにも似た感情は海野ではなく、自分自身に向けられているようだった。花澤(倉科カナ)に対して「ビジネスにはならないと思ったが、爆弾にはなると思って登坂に送り込んだ」と打ち明ける神木には悪びれる様子はない。けれど、「あの営業が、海野さんの大切な家族に対する思いを理解してれば、こんなことにはならなかったはずだ……」と話す面持ちはどことなく暗く映った。家族を亡くした海野の胸中に心から同情していたのではないだろうか。

 神木に傾倒しつつあった西岡(伊藤あさひ)や東野(財津優太郎)は、神木の営業スタイルに徐々に腰が引けてきた。そのぐらい神木の悪魔的営業はエスカレートしつつある。次回、そんな神木が執拗なまでに1位にこだわる理由がいよいよ明かされる。

■放送情報
『正直不動産2』
NHK総合にて、毎週火曜22:00〜22:45放送
出演:山下智久、福原遥、市原隼人、泉里香、長谷川忍、松本若菜、板垣瑞生、伊藤あさひ、財津優太郎、馬場徹、松田悟志、ディーン・フジオカ、山﨑努、大地真央、倉科カナ、高橋克典、草刈正雄ほか
原作:大谷アキラ(漫画)、夏原武(原案)、水野光博(脚本)
脚本:根本ノンジ、清水匡、木滝りま
音楽:佐橋俊彦
主題歌:小田和正 「so far so good」
制作統括:黒沢淳(テレパック)、山本敏彦(NHKエンタープライズ)、長谷知記(NHK)
プロデューサー:室谷拡(テレパック)、樋渡典英(NHKエンタープライズ)
演出:川村泰祐(アンドリーム)、金澤友也(テレパック)、下向英輝
写真提供=NHK

関連記事