アーロン・エッカートが元CIA捜査官のレンガ職人に 『ブリックレイヤー』3月22日公開

 アーロン・エッカートとレニー・ハ-リン監督がタッグを組んだアクション映画『The Bricklayer(原題)』が、『ブリックレイヤー』の邦題で3月22日に日本公開されることが決定した。

 本作は、実際に20年以上FBIに勤務し、様々な難事件に携わった経歴を持つ作家ポール・リンゼイがノア・ボイド名義で上梓したサスペンス小説を映画化したもの。『クリフハンガー』『ダイ・ハード2』『ディープ・ブルー』などのアクション大作を手がけてきたハーリンが監督を務める。

 米国の諜報活動への抗議デモが広がるヨーロッパ。ギリシャのテッサロニキで反米を唱える女性記者が遺体で発見される。何者かが米政府に批判的なジャーナリストを殺害することでCIAの仕業にみせかけ、世界を敵に回させようとしていた。事態を重く受け止めたCIAは捜査の末、容疑者としてある一人の男にたどり着く。男の名はヴィクター・ラデック(クリフトン・コリンズ・Jr.)。1年半前に死亡したはずのCIA諜報員だった。捜査が手詰まりとなる中、米政府はかつてラデックの同僚でもあり、犯人追跡に特異な才能を見せていた元CIAエージェントのスティーヴ・ヴェイル(アーロン・エッカート)に協力を要請する。レンガ職人として穏やかな生活を送っていたヴェイルは要請を断るが、直後にラデックが送り込んできた刺客の襲撃を受ける。辛くもこれを退けたヴェイルは旧友との因縁に決着をつけることを誓い、再び捜査に身を投じていく。

 主演を務めたのは、『サンキュー・スモーキング』でゴールデングローブ賞主演男優賞ノミネートを果たし、近年では『エンド・オブ・ホワイトハウス』『ダークナイト』などのアクション大作でメインキャストを務めているエッカート。本作では、元CIA捜査官でレンガ職人のヴェイルに扮し、CIA時代に磨いたスキルとレンガ職人として培ったパワーを駆使して犯人を追い詰めるいくという役どころを演じている。

 あわせて公開された場面写真では、周りの市民が逃げ惑っている中、スーツ姿のヴェイル(アーロン・エッカート)が拳銃を構えている姿が切り取られている。

■公開情報
『ブリックレイヤー』
3月22日(金)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督:レニー・ハーリン
原作:ノア・ボイド
脚本:マット・ジョンソン、マーク・モス
出演:アーロン・エッカート、ニーナ・ドブレフ、クリフトン・コリンズ・Jr、ティム・ブレイク・ネルソン
配給:クロックワークス
2023年/アメリカ、ブルガリア、ギリシャ/カラー/シネスコ/5.1ch/110分/英語/日本語字幕:北村広子/原題:The Bricklayer/レイティング:PG12
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