永野芽郁、『君が心をくれたから』への不安と自信 涙が溢れた山田裕貴との予期せぬ出来事

「夕日のシーンを撮影した公園が印象的でした」

――山田さん以外の共演者とはどのようなコミュニケーションを取っていますか?

永野:案内人役の松本若菜さんと、撮影の合間によく話しています。初めて共演させていただくので、食のことや、休みの日に何をするかなど、お互いのプライベートな話をしていますね。案内人役として過ごしているときは、どちらかというと笑顔も少ないし異世界の人のイメージがあるので、その切り替えのギャップも面白くて、「ギャップヤバいですね」などと言いながら楽しく話しています(笑)。松本さんと斎藤工さんは2人とも異世界の人なのに、カットがかかるとすごく現実的なお話をしているところがさすがプロだなと思いつつ、それが面白くて観察してしまいますね。

――1カ月ほど長崎でロケをしていたと伺いました。

永野:南だから勝手に暖かいと思っていたら、雪が降ったりして結構寒かったです。“ファンタジーラブストーリー”というだけあって、異国情緒あふれる雰囲気がファンタジー感をさらに増してくれる場所でした。このドラマにぴったりな場所でロケができるのは幸せなことだと思いながら撮影していました。

永野芽郁 ©︎フジテレビ

――特に印象に残っている場所はありますか?

永野:これはキャスト、スタッフみんな一致すると思うんですけれど、夕日のシーンを撮影した公園が印象的でした。綺麗な夕日を撮るために何度も行くのですが、撮り始めると夕日が絶対に沈んでしまうんですよ。あれは逆にいい思い出になっています。

―― “ファンタジーラブストーリー”の“ファンタジー”の部分で伝えられるものはどのように感じていますか?

永野:『君が心をくれたから』のファンタジー要素で伝えられるものは、「今あるものが改めて大切だと気付ける」ということだと思っています。いろんなファンタジー作品があるけれど、本作は「ラブストーリー×ファンタジー」。家族、恋人、友人にしろ、誰かを思うこと自体が奇跡だと思うし、心を通わせて愛し合えることも、とてもありがたいことだと感じられる作品になっていると思います。

永野芽郁 ©︎フジテレビ

――最近そんな気持ちを抱いたことはありますか?

永野:長崎に1カ月行きっぱなしで、東京に帰れない中で、年末だから忘年会をしようと連絡をくれる友人がいたり、家族が早く帰ってきてと言ってくれたことですね。会えないと分かっているのにわざわざメッセージをくれる優しさに「キュン」としました。今この役を演じていると、離れていてもこうして気にかけてくれる人たちのことを大事にして「いつもありがとう」と言いたいなと思います。

――2024年は本作でスタートしますが、どんな年にしたいですか?

永野: 2023年に比べると、皆さんに見ていただける機会が多くなると思うので、ファンの方には楽しんでいただきたいと思います。自分としては、いつも通り着実に、無理しすぎず、頑張りながらやっていきたいです。あまり1年の目標を立ててこなかったので、縛られすぎず、過ごせたらいいなと思います。

■放送情報
『君が心をくれたから』
フジテレビ系にて、1月8日(月)スタート 毎週月曜21:00~21:54放送
※初回30分拡大
出演:永野芽郁、山田裕貴、斎藤工、松本若菜、白洲迅、出口夏希、螢雪次朗、佐藤貴史、谷恭輔、萩原護、真飛聖、遠藤憲一、余貴美子ほか
脚本:宇山佳佑
主題歌:宇多田ヒカル
演出:松山博昭
プロデュース:草ヶ谷大輔
©︎フジテレビ
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