『ゴジラ-1.0』モノクロ映像版が2024年1月12日より上映へ アートボードが入場者特典に

 11月3日より全国公開中の山崎貴監督作『ゴジラ-1.0』のモノクロ映像版となる『ゴジラ-1.0/C』が、2024年1月12日より全国340館で上映されることが決定した。

 『ゴジラ-1.0』は、1954年に初めて姿を現したゴジラの70周年記念作品であり、日本製作の実写版ゴジラ30作品目という特別な節目、さらには“令和”で最初のゴジラ作品となる。自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が監督・脚本・VFXを務め、主演を神木隆之介、ヒロインを浜辺美波が担当。共演には、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介らが名を連ねた。

 全国522館(ラージフォーマット含む)にて封切られた『ゴジラ-1.0』は、12月17日までの45日間で、観客動員287万人、興行収入44.2億円を突破するヒットを記録し、第48回報知映画賞監督賞も受賞した。そして北米では、12月1日から公開が開始。34年間破られなかった記録を公開5日間で更新し、歴代邦画実写作品の全米興収歴代1位となった。現在は、12月17日までの公開17日間で興収3,441万ドルを突破しており、2023年に北米で公開された外国映画においても累計興収1位を記録している。

 新たに上映が決定した『ゴジラ-1.0/C』は、原点である『ゴジラ』(1954年)を彷彿とさせる世界観をより体感できるように、『ゴジラ-1.0』をモノクロ映像版にしたもの。

【モノクロ版特報】『ゴジラ-1.0/C』(1/12上映開始!)

 あわせて公開された新予告は、“初代ゴジラ”を彷彿させる「臨時ニュースを申し上げます」のゴジラ上陸のアナウンスから始まる。そして、暗闇の中のゴジラと目が合う恐怖、ゴジラによって銀座が破壊される脅威がモノクロ映像によって映し出されている。

 色のない世界でゴジラが街を破壊し、咆哮をあげる姿が描かれた新ポスタービジュアルも公開された。

 また、『ゴジラ-1.0』および『ゴジラ-1.0/C』の入場者特典が、2024年1月12日より全国合計30万名限定で配布されることが決定。入場者特典は、日本版と北米版のビジュアルがダブルA面でデザインされた「70周年記念オリジナルアートボード」。背ビレを光らせながらこちらを見据えるゴジラの日本版ビジュアルと、戦艦高雄を破壊して黒煙の中から巨大な姿を現すゴジラの北米版ビジュアルの両方が楽しめるデザインとなっている。

 山崎監督は本作の制作について、「ただモノクロにするのではなくそれこそカット単位で、新たな映画を創り上げるくらいの勢いでさまざまなマットを駆使しながら調整してもらいました。目指したのはモノクロ写真の名匠達が撮ったような画調。撮影されたデータに潜んでいた肌の質感や風景のディテールをこれでもかと発掘してもらいました」と明かしている。

山崎貴(監督)コメント

長い間作業してもらっていた『ゴジラ-1.0/C』を発表できることとなりました。ただモノクロにするのではなくそれこそカット単位で、新たな映画を創り上げるくらいの勢いでさまざまなマットを駆使しながら調整してもらいました。目指したのはモノクロ写真の名匠達が撮ったような画調。撮影されたデータに潜んでいた肌の質感や風景のディテールをこれでもかと発掘してもらいました。するとそこにはドキュメンタリーの様な凄まじく恐ろしいゴジラが現れました。色を無くしたことで新たに迫ってくる現実感。ぜひ劇場で更なる恐怖に生きて抗って下さい。

入場者特典ビジュアル

■公開情報
『ゴジラ-1.0/C』
2024年1月12日(金)より上映
上映劇場リスト:https://theater.toho.co.jp/toho_theaterlist/godzilla_movie2023.html 

『ゴジラ-1.0』
全国東宝系にて公開中
出演:神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介ほか
監督・脚本・VFX:山崎貴
音楽:佐藤直紀
制作プロダクション:TOHOスタジオ、ROBOT
配給:東宝
©2023 TOHO CO.,LTD.
公式サイト:https://godzilla-movie2023.toho.co.jp
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