村川絵梨が語る『うち弁』撮影現場でのいい化学反応　平手友梨奈との共演シーン秘話も

平手友梨奈さんは瞬発力がすごいです

――第6話での、平手さんとの「セーラームーンポーズ」の共演シーンはSNSでも話題になっていました。

村川：あれは台本にはなく、アドリブでした。玲子と杏ちゃん（平手友梨奈）が初めて結束する場面。当日の割本には演出の中田監督から「女の子のポーズ？」という漠然とした書き込みがありました（笑）。「女の子といえば、セーラームーンかな」と思い、リハーサルのときにポーズを真似してみたんですよ。そしたら平手さんがすかさず真似して芝居で応えてくださったので、「早っ！」と思って。なんのポーズかわからないままにやってくれたようですが、見てすぐに反応ができる平手さんの瞬発力がすごいですよね。そこからムロさんも「面白いね」と言ってくれて、「もう“おしおき”って言っちゃえば」とアイデアもくださいました。どんどん膨らんで最終的にあのような形になりました。

――平手さんとはどういう話をしていますか？

村川：これまでは事務所のみんなでいるシーンが多かったので、平手さんとはここから先の方が一緒にいる機会が増えそうです。一度、平手さんから「年齢はおいくつですか？」と聞かれたことがありました。「36歳です」と答えたら「若い～！」と言ってもらえて嬉しかったですね（笑）。若い子に「若い」って言われたことが嬉しくて。そういう、たわいもない会話をしています。

――香澄法律事務所のメンバーが実際にいたとしたら、村川さんは誰と仲良くなっていたと思いますか？

村川：やっぱり今日子先生（戸田恵子）なのかな。玲子は今日子先生をすごく慕っているし、意外と2人でご飯に行っていそうだなと思います。私自身も年上の女性と仲良くなることが多く、戸田恵子さんに聞きたいことがたくさんあるので、すごく役とリンクする部分がありますね。

――本作を通して知った法律の知識で、印象的だったものがあれば教えてください。

村川：第3話の、母親のほうが親権を取りやすいという話です。他にも、いじめの時効は5年いうのも初めて知りました、本当に勉強になっています。『うちの弁護士は手がかかる』は社会問題も取り上げていますが、私たちはある意味、法律に縛ってもらって生きているんだなと実感しました。

――舞台やドラマで忙しい期間を過ごされているかと思います。撮休の日は、どんなことでリフレッシュをしていますか？

村川：甥っ子、姪っ子と一緒に公園に遊びに行くのがリフレッシュになっています。タイミングが合えば、休みのたびに会いに行っていて、甥っ子が新しい学校のリーダーズにハマっているので、いつも一緒に踊らされているんです（笑）。髪が長いのでMIZYUちゃんのキャラクターをやってと言われて、髪をMIZYUちゃんみたいに二つくくりにして遊んでいます（笑）。

――ドラマも折り返しを過ぎましたが、今後注目してほしいポイントを教えてください。

村川：この後は、意外とお仕事ドラマというよりも青春を感じられるような内容で、人と人とのつながりの部分が色濃く描かれていきます。蔵前さんと杏ちゃんと事務所のメンバーそれぞれの関係性が見られますし、ここからは杏ちゃんとお姉さんとの関係にもぐいぐい迫っていくので、さらに面白くなっていくと思います。玲子は弁護士であることを活かして助けていくので、そこをぜひ観ていただきたいです。

――辻井先生としての見どころはいかがですか？

村川：玲子の頭が良く、きちんと働いている場面も出てきます。ふざけているだけじゃなく、弁護士としてしっかり活躍するシーンも見られる後半になっています。

■放送情報
『うちの弁護士は手がかかる』
フジテレビ系にて、毎週金曜21:00〜21:58放送中
出演：ムロツヨシ、平手友梨奈、吉瀬美智子、菅野莉央、日向亘、安達祐実、村川絵梨、松尾諭、大倉孝二、酒向芳、戸田恵子、江口のりこほか
脚本：服部隆、おかざきさとこ、西垣匡基、神田優、市川貴幸
演出：瑠東東一郎、相沢秀幸、下畠優太、中田博之、片山雄一 
プロデュース：金城綾香、江花松樹
主題歌：ザ・ローリング・ストーンズ「アングリー」（ユニバーサル ミュージック）
制作：フジテレビ ドラマ・映画制作部
制作著作：フジテレビジョン
©︎フジテレビ
公式サイト：https://www.fujitv.co.jp/uchiben_kin9/
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