『フェルマーの料理』第7話は「細田佳央太の回」 志尊淳演じる“強くない”海にも注目

 TBS金曜ドラマ『フェルマーの料理』第7話の放送に向けて、中西真央プロデューサーよりコメントが寄せられた。

 本作は、『月刊少年マガジン』(講談社)で連載中の小林有吾による同名漫画を実写化する青春ストーリー。数学者を志すもその道を挫折した天才数学少年・北田岳と、謎多きカリスマシェフ・朝倉海が出会い、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく。海が経営する新進気鋭の超一流レストラン「K」で、世界中から集まった実力あるシェフたちと切磋琢磨し、誰も到達していない“料理の真理の扉”を開くべく、「料理×数学」で前人未到の世界に挑む。

  天才数学少年であり料理人としての才能を開花させていく岳を高橋文哉、謎多きカリスマシェフの海を志尊淳、「K」唯一の女性シェフ・赤松蘭菜を小芝風花が演じるほか、板垣李光人、白石聖、宮澤エマ、仲村トオル、細田善彦、宇梶剛士、高橋光臣らが出演している。

 12月1日放送の第7話では、パーティーのコース料理のコンペに勝った岳(高橋文哉)は、レストラン「K」を代表してフルコースをまとめ上げることに。しかし、このパーティーは数学界で権威ある楠瀬正美賞の受賞パーティー。かつて数学オリンピックで圧倒的な才能の差を見せつけられ、トラウマ的存在である広瀬(細田佳央太)が、この賞の受賞者であることを知り、岳はとてつもないプレッシャーを感じていた。パーティーを1週間後に控えたある日、なんと広瀬は「K」の厨房に突然押しかけてくる。その日の営業終了後、岳は海(志尊 淳)に促され、広瀬との関係や数学者の夢を諦めた理由をみんなに話す。それを機に厨房に生まれる一体感。海は「みんなを統率して、完璧を超えろ」と岳に指示を出す。一方、渋谷(仲村トオル)や淡島(高橋光臣)と密会を重ねていた海は残酷な現実を突きつけられていて……。

 第7話について、中西プロデューサーは、「細田佳央太さん演じる数学の天才・広瀬一太郎というキャラクターの回になります」と明言し、「岳を筆頭に『K』のメンバー皆んなで力を合わせ、数学を用いたとある工夫を施す料理に挑みますので、ぜひご覧いただきたいです」と何やら仕掛けがあることを匂わす。また、志尊演じる海にも変化があるようで、「いつも強い姿を見せ続けていましたが、第7話ではもう少し海の心の深いところが見え、そこに岳が触れていくような感じがあります」と注目ポイントを明かした。

中西真央プロデューサー コメント

第7話は第1話の最初に出ていた細田佳央太さん演じる数学の天才・広瀬一太郎というキャラクターの回になります。原作でも大事にされている、岳のトラウマになっているキャラクターですが、広瀬の数学賞の受賞パーティーの料理をレストラン「K」が担当することになり、彼が納得できる料理を出すために、岳は奮闘します。
今回は、岳を筆頭に「K」のメンバー皆んなで力を合わせ、数学を用いたとある工夫を施す料理に挑みますので、ぜひご覧いただきたいです。

海はこれまでこっそりと淡島や渋谷と何かしらの計画を進めていましたが、その計画の一つのゴールといいますか、通過点といいますか、ひとつ大事な局面を迎えることになります。
海が予想していなかったスピードで事が運んで行くのですが、そこにあらがう様子を見せる場面もあり……。
海というキャラクターはいつも強い姿を見せ続けていましたが、第7話ではもう少し海の心の深いところが見え、そこに岳が触れていくような感じがあります。海の動きにもご注目ください。

■放送・配信情報
金曜ドラマ『フェルマーの料理』
TBS系にて、毎週金曜22:00〜22:54放送
U-NEXT、Netflixにて配信中
出演:高橋文哉、志尊淳、小芝風花、板垣李光人、白石聖、細田善彦、久保田紗友、及川光博、宮澤エマ、細田佳央太、宇梶剛士、高橋光臣、仲村トオル
原作:小林有吾『フェルマーの料理』(講談社『月刊少年マガジン』連載)
脚本:渡辺雄介、三浦希紗
プロデューサー:中西真央
演出:石井康晴、平野俊一、大内舞子
©TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/fermat_tbs2023/
公式X(旧Twitter):@Fermat_tbs
公式Instagram:fermat_tbs
公式TikTok:@fermat_tbs

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