リン・ズーホン、バイ・ユー、ワン・カイに注目 「みるアジア」で出会う高満足度のドラマ

 数々の動画配信サービスが登場する中、韓国・中国・タイ・トルコ……などのアジア作品に特化し、メジャーなものからコアなものまで多くの独占作品を配信している「みるアジア」。

 普通の字幕では字数的に入らなかった言葉をセリフ通りに翻訳し直し、固有名詞なども解説してくれる「まるわかり字幕」や、字幕に日本語と話している言語を表示させることができる「二か国語字幕」、さらには画質がどうしても悪くなってしまっていた作品の「デジタルリマスター」も行っている。

 そして、なかなか他の動画配信サービスでは配信してもらえない作品を配信するため、視聴者の声を取り入れようと「リクエストページ」をホームページ内に設置。「みるアジア」は機能面でも作品面でも視聴者に寄り添っている動画配信サービスだ。

 その中でも、壮大で夢中になれる中国・台湾ドラマも大人気。今回は様々なジャンルの作品とあわせて、3名の俳優たちを軸に「みるアジア」で配信されている作品を紹介する。

リン・ズーホン(林子閎)  

『We Best Love 永遠の1位』『We Best Love 2位の反撃』©WeTV

 まずご紹介するのは、台湾出身の若手俳優リン・ズーホン。浜崎あゆみとコラボもしたことのあるアイドルグループ・SpeXial出身で、2023年5月には日本で初のファンミーティングを開催するほどの人気俳優だ。

 彼の代表作として知られているのは、ドラマ『We Best Love 永遠の1位/2位の反撃』だろう。『何曜日に生まれたの』(ABCテレビ・テレビ朝日系)など日本のドラマにも出演している俳優YUとのラブストーリーで、台湾のヒットメーカーがタッグを組んで生み出した作品だ。

 物語のメインキャラクターとなるシードー(リン・ズーホン)とシューイー(YU)は小学生のころからライバルだった。いつもシードーが1位を取るため、シューイーは万年2位。やっと離れられると思った大学でもシードーが現れ、さらにシューイーは弱みを握られ雑用係をすることになってしまう。そんな中でもシードーに勝つため、試行錯誤するシューイーだが、次第に2人の間に特別な感情が芽生えていく。日本と台湾の血が流れるYUと同じく、シューイーの父親は日本人のため、かなりの頻度で日本語が飛び出してくるのも面白い。

『We Best Love 永遠の1位』『We Best Love 2位の反撃』©WeTV

 シードーは、シューイー目線で見るといつも邪魔をしてくる、自分の弱みを探している意地悪な男だが、実はシューイーに近づくために1位を取ってきた真面目で一途な人間だ。シューイーほど多くは語らないが、温かい視線を彼に向け続けている。

 また、「みるアジア」では、台湾で活躍する北村豊晴が監督を務めたドラマ『緑島金魂』も独占配信中。『We Best Love 永遠の1位/2位の反撃』とはジャンルが違うホラーコメディで、振り切ったリン・ズーホンの新たな一面を見ることができる。彼が演じるヤン・ジージエは、幼稚園の先生に恋する配達員。彼女の幼稚園を救うためには大金が必要なため、他にお金が必要な知り合いとともに、“金”があるとされる緑島に向かう。ぶっきらぼうな大学生から陽気な配達員まで、幅広く演じることができる俳優だ。

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