ウェス・アンダーソン×ベネディクト・カンバーバッチ『ヘンリー・シュガー』日本版予告公開

　9月27日よりNetflixにて独占配信される映画『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』の日本版予告とキービジュアルが公開された。

　本作は、『グランド・ブダペスト・ホテル』や『犬ヶ島』、『アステロイド・シティ』などのウェス・アンダーソン監督が、『ドクター・ストレンジ』で知られるベネディクト・カンバーバッチと初タッグを組み、『チャーリーとチョコレート工場』を手がけた作家・ロアルド・ダールの短編小説『奇才ヘンリー・シュガーの物語』を映像化したもの。アンダーソン監督によるダール小説の映像化は、ストップモーション・アニメーション映画『ファンタスティック Mr.FOX』に続き、2度目となる。

　カンバーバッチが演じるのは、大金持ちの独身で、これまで働いたことのないギャンブルが大好きな主人公ヘンリー・シュガー。ある日、“透視”というチート能力を得て、カジノで荒稼ぎするという役どころだ。また、透視能力の導師役を『シンドラーのリスト』『ジャングル・ブック』などのベン・キングズレーが演じるほか、『ハリー・ポッター』シリーズのレイフ・ファインズ、『ホテル・ムンバイ』のデヴ・パテルらがキャストに名を連ねた。

　公開された日本版予告では、ある時、“目を使わずにモノを見る”ことができるという導師の存在を本で知ったヘンリー・シュガー（ベネディクト・カンバーバッチ）が、その力をギャンブルでイカサマをするために利用しようと計画する様子が映し出されている。あらゆるカジノでボロ儲けをしていく様子に加えて、考え込むような表情を見せたり、大量の札束を投げ捨てるヘンリーの姿も確認できる。

　キービジュアルでは、赤いパジャマを着たヘンリー・シュガーが、空中浮遊している姿が切り取られている。

■配信情報
『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』
Netflixにて、9月27日（水）より独占配信
監督・脚本：ウェス・アンダーソン
出演：ベネディクト・カンバーバッチ、レイフ・ファインズ、ベン・キングズレー、デヴ・パテル、リチャード・アイオアディ
プロデューサー：ウェス・アンダーソン、スティーヴン・レイルズ、ジェレミー・ドーソン