ベン・アフレックが多重構造の世界観に圧倒される ロバート・ロドリゲス『ドミノ』予告編

 10月27日に公開されるベン・アフレック主演のロバート・ ロドリゲス監督最新作『ドミノ』の予告編が公開された。

 本作は、娘を探す刑事と、その鍵を握る“絶対に捕まらない男”の戦いを描いたアンリアル・エンターテインメント。『シン・シティ』シリーズ、『マチェーテ』シリーズなどを手がけてきたロドリゲス監督は、本作の構想に20年もの歳月を費やしたという。主演のアフレックのほか、『アイ・アム・レジェンド』のアリシー・ブラガ、『アルマゲドン』のウィリアム・フィクナーらが共演に名を連ねた。

映画『ドミノ』予告編

 公開された予告編は、公園で遊ぶ少女を俯瞰で捉え、「何も信じるな 音も、声も、見るものすべて」という意味深なメッセージと、刑事ローク(ベン・アフレック)が突然姿を消した娘を探して公園の周囲を見渡すシーンから始まる。また、最愛の娘が行方不明なっていたロークのもとにタレコミが入り、現場に急行したロークが貸金庫を開けると、娘の写真が一枚残されている様子や、怪しげな男(ウィリアム・フィクナー)が登場する様子も。

 さらに、ロークが2人の警官と共に男を屋上に追い詰めるも、怪しげな男が「犯人は彼では?」というセリフを発すると、2人の警官が暗示をかけられたように銃口をロークに向ける様子も映し出されている。そして、ロークが捜査線上で出会った占い師ダイアナ(アリシー・ブラガ)に接触し、男の秘密を知るダイアナが「彼は脳をハッキングしてる。その力で世界を作り変えようとしてるの」と口にし、それを聞いたロークが現実と見紛う世界へ足を踏み入れていく。

 映像には、カーアクションや部屋一面に並べられたドミノが次々と倒れていく様子に、「これは現実じゃない!」というダイアナの叫びが重なり、天と地がねじ曲がった中を列車が走るインサートも。さらに、拘束され叫ぶ少女、崩壊し次々と崩れ落ちる建物、不敵な表情で火を灯す“絶対に捕まらない男”の姿が畳みかけられ、「パパ 目を閉じて」という娘の声で締めくくられる。

■公開情報
『ドミノ』
10月27日(金)より、全国ロードショー
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:ベン・アフレックほか
提供・配給:ギャガ、ワーナー・ブラザース映画 
原題:Hypnotic/94分/アメリカ映画/英語/カラー/シネスコ/5・1chデジタル/字幕翻訳:松浦美奈/G
©2023 Hypnotic Film Holdings LLC. All Rights Reserved. 
公式サイト:gaga.ne.jp/domino_movie
公式X(旧Twitter):@domino1027

関連記事