大沢たかお主演映画『沈黙の艦隊』主題歌でAdoとB’zがコラボ 楽曲入り予告&ポスターも

『沈黙の艦隊』主題歌AdoとB'zがコラボ

 9月29日に公開される大沢たかお主演映画『沈黙の艦隊』の主題歌が、B’zが楽曲提供したAdoの新曲に決定。あわせて主題歌入りの新予告と本ポスタービジュアルが公開された。

 1988年から1996年まで『モーニング』(講談社)にて連載され、累計発行部数3200万部(紙・電子)を誇る、かわぐちかいじの人気漫画を実写映画化する本作。物語は、日本初の原子力潜水艦が、日米共同で極秘裏に建造されたことから始まる。乗員は日本人でありながら米艦隊所属という数奇の宿命を背負った超高性能原潜。艦長・海江田四郎は、この原潜と乗員76人を伴い航海中に逃亡。理想とする世界の実現へ向けて海江田が描いた大胆不敵なシナリオと海中での天才的な戦闘術に日米は翻弄され、重大な決断と選択を迫られることとなる。

 2022年に劇場公開された『ハケンアニメ!』で数々の受賞を果たした吉野耕平が監督を務め、キャストには主演の大沢をはじめ、玉木宏、上戸彩、ユースケ・サンタマリア、中村倫也、夏川結衣、江口洋介らが集結した。

 本作の主題歌は、Adoが歌う「DIGNITY」に決定。楽曲提供を行ったのは、今年デビュー35周年を迎えたB'z。松本孝弘が作曲、稲葉浩志が作詞を手がけ、日本のアーティストに初めて楽曲提供を行った「DIGNITY」は、作品の世界観にリンクした壮大なバラードで、主人公海江田の静かなる苦悩や、本編の中でも広がる登場人物たちのDIGNITY=尊厳に寄り添うような楽曲に仕上がっている。

 楽曲の制作を終え、B’zの松本は「Adoさんには以前から注目していましたので、お話を頂いた時はとても嬉しく、やりがいを感じて制作に臨みました。実際に僕の書いたメロディを歌って頂き、彼女の歌唱力、表現力は若手のアーティストの中でも群を抜いて素晴らしいと感じています」と語り、稲葉は「時代を象徴する歌声の持ち主のひとりであるAdoさんとご一緒できて、たくさん刺激をいただきました」とAdoの歌唱を絶賛した。

 Adoは「この度、映画『沈黙の艦隊』の主題歌を担当させていただけること心から嬉しく思います。主題歌『DIGNITY』はB’zさんに楽曲提供をいただきました。このような貴重な機会を頂き光栄です。彼らが戦う海原のように壮大で、果てしなく……ですがその奥深くにはあたたかな愛がある美しいバラードです。叫びと共に子守唄のような優しさを感じていただければと思います」とコメント。

 また、楽曲を聞いた大沢は、「映画『沈黙の艦隊』のために素晴らしい楽曲を制作、提供してくださったB’zのお二人、力強い歌声で映画に彩りを加えてくださるAdoさんには心から感謝しております。この『DIGNITY』という主題歌が映画の一部となって、観客の方々の心に深く響き、映画の物語を一層と引き立てることを確信しています」とコメントを寄せている。

【Ado×B’z 主題歌入り最新映像解禁!】映画『沈黙の艦隊』【予告②】|9月29日(金)全国劇場公開!

 主題歌が使用された90秒の最新予告も公開。いまにも出港せんとする日本初の原子力潜水艦「シーバット」。日米政府が秘密裏に開発したその最新鋭原潜を奪い、「理想を実現するためには力がいる」と言い残して深海へと消える艦長の海江田四郎(大沢たかお)。その衝撃は、海自ディーゼル潜水艦「たつなみ」艦長の深町洋(玉木宏)をはじめ、海上自衛隊、米海軍、両国政府までをも巻き込んでいく。そして、それらの面々の目前に、悠々と浮上した海江田は、核ミサイルを搭載しているという原潜ごと、独立戦闘国家「やまと」の建国を宣言する。大義か、反逆か――。核を案じながらも、やまとをテロリストとみなし、第7艦隊を集結させて徹底抗戦の姿勢を見せるアメリカ。深町は、海江田を止めようと、追いかける。また、海中戦闘のVFXも初公開となった。

 さらに、かわぐちの世界観を彷彿させる本ポスタービジュアルも完成。海底から堂々と浮上する原子力潜水艦「シーバット」を美しい夕陽が迎え、大沢演じる海江田四郎が今まさに独立を宣言せんとする、印象的なシーンが表現されている。

コメント

Ado

この度、映画『沈黙の艦隊』の主題歌を担当させていただけること心から嬉しく思います。
主題歌「DIGNITY」はB’zさんに楽曲提供をいただきました。このような貴重な機会を頂き光栄です。
彼らが戦う海原のように壮大で、果てしなく……ですがその奥深くにはあたたかな愛がある美しいバラードです。
叫びと共に子守唄のような優しさを感じていただければと思います。
是非、映画と楽曲の両方を劇場に足を運んでお楽しみいただきたいです。

B'z 松本孝弘

Adoさんには以前から注目していましたので、お話を頂いた時はとても嬉しく、やりがいを感じて制作に臨みました。
実際に僕の書いたメロディを歌って頂き、彼女の歌唱力、表現力は若手のアーティストの中でも群を抜いて素晴らしいと感じています。
映画『沈黙の艦隊』は正に“DIGNITY”。
Ado + B'z のコラボレーションをお楽しみください。

B'z 稲葉浩志

時代を象徴する歌声の持ち主のひとりであるAdoさんとご一緒できて、たくさん刺激をいただきました。
国家の尊厳、命の尊厳を守りながら世界平和を獲得するという、永遠の難題に想像を絶する手法で挑む本作の熱量が、
彼女の繊細かつ逞しい声を通してさらに増幅すればと思います。

大沢たかお (主演:海江田四郎役/プロデューサー)

映画『沈黙の艦隊』のために素晴らしい楽曲を制作、提供してくださったB’zのお二人、
力強い歌声で映画に彩りを加えてくださるAdoさんには心から感謝しております。ありがとうございました。
この「DIGNITY」という主題歌が映画の一部となって、観客の方々の心に深く響き、映画の物語を一層と引き立てることを確信しています。是非劇場で本作をお楽しみください。

松橋真三 (プロデューサー)

本作は、大いなる海原に、大いなる意思を持って出港し、大いなる闘いに挑む者たちの物語です。
世界中が大きな海に抱かれるような、愛と平和に包まれる、悲痛かつ美しく、荘厳で生命力溢れるバラードを希望いたします、
とオファーさせていただきました。AdoさんとB’zさんの見事なコラボレーションが、この無理難題を見事に実現させてくれました。
ぜひ劇場の大音響で、映画のクライマックスに、この主題歌『DIGNITY』を聞いて、胸を熱くしながら涙を流していただきたいと思います。

■公開情報
『沈黙の艦隊』
9月29日(金)より全国公開
出演:大沢たかお、玉木宏、上戸彩、ユースケ・サンタマリア、中村倫也、中村蒼、松岡広大、前原滉、水川あさみ、岡本多緒、手塚とおる、酒向芳、笹野高史、アレクス・ポーノヴィッチ、リック・アムスバリー、橋爪功、夏川結衣、江口洋介
原作:かわぐちかいじ『沈黙の艦隊』(講談社)
プロデューサー:大沢たかお、松橋真三
監督:吉野耕平
脚本:髙井光
音楽:池頼広
主題歌:Ado「DIGNITY」(ユニバーサル ミュージック)/楽曲提供:B’z
製作:Amazon Studios
制作プロダクション:CREDEUS
協力:防衛省・海上自衛隊
配給:東宝
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公式サイト:silent-service.jp
公式Twitter:@silent_KANTAI

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