スティーヴン・キング原作『ブギーマン』8月公開 “ナニか”が姉妹に襲い掛かる予告編も

 スティーヴン・キングの小説をもとに『ストレンジャー・シングス 未知の世界』を手がけた製作会社21Lapsのプロデューサーチームが贈る映画『ブギーマン』が、8月18日に公開されることが決定。あわせて本ポスタービジュアルと予告編が公開された。

 “ブギーマン”とは、欧米で古くから根付く昔話に出てくる、特定の姿形を持たない恐怖の存在。本作は、その“ブギーマン”にまつわる言い伝えを基にキングが書き上げた短編小説を映画化したサスペンスホラーだ。

 母の突然の死から立ち直れずにいる女子高生の姉セイディと幼い妹ソーヤー。セラピストである父親もまた、妻を失った悲しみに打ちひしがれ、娘たちと向き合うことができずにいた。そんな心に闇を抱えたバラバラの家族を狙う、得体の知れない恐ろしい“ナニか”がしのび寄っていた……。

 姉セイディを演じたのは、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』のソフィー・サッチャー。妹ソーヤー役は、『オビ=ワン・ケノービ』のヴィヴィアン・ライラ・ブレアが演じた。そのほか、父親ウィル役で『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』などのクリス・メッシーナ、謎の患者レスター役で『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のデヴィッド・ダストマルチャンが出演。ロックダウン中の物語を描いたホラー映画『ズーム/見えない参加者』のロブ・サヴェッジが監督を務めた。

映画『ブギーマン』90秒予告【闇にまぎれてヤツは来る】8月18日(金)劇場公開

 公開された予告編では、得体のしれない“恐怖”に怯える妹ソーヤー(ヴィヴィアン・ライラ・ブレア)と、その言葉に不信感を募らせる姉セイディ(ソフィー・サッチャー)に、少しずつその“恐怖”が忍び寄る様子が描かれている。点滅する赤いライトを見つめていると、部屋の隅に存在しない“ナニか”を目撃してしまうソーヤー。ソーヤーは“ナニか”の存在を訴えるも、セイディは一向に取り合おうとしなかった。一方、セラピストである父親ウィル(クリス・メッシーナ)は、彼の元を訪れた男レスター(デヴィッド・ダストマルチャン)からメモを渡され「闇にまぎれてヤツは来る」と聞かされる。2人の娘の異変に気付いたウィルは娘たちを救うべく動き出すが、そんな彼の元にも“ナニか”が迫っていた。「ただの妄想だ、モンスターなんていない!」とソーヤーの必死の訴えを否定するセイディ、そして「心配ない」と娘たちを守ろうとするウィルに“ナニか”が襲い掛かる。

 あわせて公開されたポスターは、消えかけたいくつものロウソクが置かれた部屋の奥に光る二つの目を背景に“恐怖”を見つめる妹ソーヤー版と、同じく光る2つの目を背景に暗闇を照らすジッポライターを手に“恐怖”の正体を見定めようと姉セイディ版の2種類。また、キャッチコピーとして「暗い顔してると、来るよ。」と書かれている。

■公開情報
『ブギーマン』
8月18日(金)より全国劇場にて公開
原作:スティーヴン・キング
監督:ロブ・サヴェッジ
製作:ショーン・レヴィ、ダン・レヴィン、ダン・コーエン
出演:ソフィー・サッチャー、クリス・メッシーナ、ヴィヴィアン・ライラ・ブレア、デヴィッド・ダストマルチャン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2023 20th Century Studios.

関連記事