『どうする家康』阿部寛、“息子”眞栄田郷敦は「武田の精神が乗り移っているかのような方」

 毎週日曜日に放送されているNHK大河ドラマ『どうする家康』出演の阿部寛よりコメントが寄せられた。

 本作は、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く。主人公・家康を松本潤、脚本を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの古沢良太が担当する。

 阿部が演じたのは、戦国時代最強の武将・武田信玄。第19回で志半ばで倒れた。阿部は「やれるところまでやり切った圧倒的な生き様を、気負うことなく表現したいと思い、やらせて頂きました」とコメント。息子・武田勝頼を演じた眞栄田郷敦については、「彼はすごく気持ちの良い人です。お父さんともお仕事でご一緒したことがあるので、そういう意味でも今回父親役ができることは嬉しく思っていました」とかけがえのない共演となったことを明かした。

阿部寛(武田信玄役)コメント

最期のシーンについて

道半ばにして倒れますが、やれるところまでやり切った圧倒的な生き様を、気負うことなく表現したいと思い、やらせて頂きました。

武田勝頼を演じた眞栄田郷敦との共演について

眞栄田さんとは初共演でしたが、彼はすごく気持ちの良い人です。お父さんともお仕事でご一緒したことがあるので、そういう意味でも今回父親役ができることは嬉しく思っていました。勝頼は信玄亡き後も、その遺志を継いでいくわけですが、それが彼の芝居からもにじみ出ていましたし、セリフのキレも良いです。それはお芝居というよりも、眞栄田さん自身が持っている本質的なものだと思います。まっすぐで潔く、武田の精神が乗り移っているかのような方だなと思いました。

■放送情報
『どうする家康』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアム、BS4Kにて、毎週日曜18:00~放送
主演:松本潤
脚本:古沢良太
制作統括:磯智明
演出統括:加藤拓
音楽:稲本響
写真提供=NHK

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