『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』本予告&本ポスター公開 謎の少年も登場

 6月30日に公開される『インディ・ジョーンズ』シリーズの最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の本予告と本ポスターが公開された。

 『インディ・ジョーンズ』は、考古学者にして冒険家の主人公インディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)が秘宝を求めて世界中を飛び回りながら、様々な危険や謎に立ち向かい冒険を繰り広げていくアドベンチャーシリーズ。第5作となる本作では、シリーズを通して監督を務めてきたスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、『LOGAN/ローガン』『フォードvsフェラーリ』のジェームズ・マンゴールドが監督、ジョン・ウィリアムズが作曲を担当する。

 最後にして最大の冒険へ出かけたインディ。“人間の想像を超える力”を持つ謎に満ちた伝説の秘宝を巡り、因縁の宿敵、マッツ・ミケルセン演じる元ナチスの科学者フォラーと全世界を股にかけて陸・海・空と全方位で争奪戦を繰り広げる。

 公開された本ポスターは、レトロなコミックスを思わせる質感で、インディが人生をかけて追い求めた“運命のダイヤル”をバックに、インディ、ヘレナ(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)、フォラー(マッツ・ミケルセン)がそれぞれの思惑を胸に決意に満ちた表情を浮かべている。

映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』本予告

 本予告は、ザ・ローリング・ストーンズの陽気な音楽をバックに、インディが引退宣言をするところから始まる。そこに現れたヘレナからインディは、自身が若い頃に発見した、歴史を変える“運命のダイヤル”の話を持ちかけられる。まるで時計のようにも見える“運命のダイヤル”は、これまで様々な冒険を繰り広げてきたインディとって「全てはこの日のために、人生をかけて」と語るように生涯かけて探し求めてきた秘宝。そんな“運命のダイヤル”を巡り、インディの因縁の宿敵フォラーとのカーチェイスや銃撃戦、巨大な飛行機から空中への決死のダイブが繰り広げられる。果たして、彼が人生をかけて探し求めた“運命のダイヤル”とは、世界をどのように変えてしまうのか。歴史を覆すかのような発言をする宿敵フォラーの目的とは何なのか。

 さらに映像では、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』で相棒を務めインディのピンチを幾度も救ったキー・ホイ・クァン演じるショート・ラウンドを思わせる謎の少年も登場する。また、インディの華麗なムチさばきや、巨大な丸い石が転がってくる場面も切り取られている。

 イギリス・ロンドンで開催された「スター・ウォーズ・セレブレーション」に登壇したミケルセンは、『インディ・ジョーンズ』シリーズへの出演に、「夢が叶ったという感じだよ! 『インディ・ジョーンズ』は自分の人生の中でもとても印象に残っている作品なんだ。今でも初めて観た時のことを覚えているよ。そんな作品に参加できて光栄だ」と喜びを語った。ヒロインのヘレナを演じるウォーラー=ブリッジは、名付け親でもあるインディとヘレナの関係について、「ヘレナの登場はインディにとって実は嬉しくないことなの。お互いに敵対心を持っていると同時に、インディは認めたくないでしょうけど、似たようなところもあるの」と、一筋縄ではいかない関係を匂わせた。

 マンゴールド監督は、「ハリソンと仕事ができて嬉しかったよ。彼とスティーヴン・スピルバーグ、プロデューサーのキャスリーン・ケネディから映画をやってみないかと言われた時はとても驚いた。スピルバーグと映画のカットについて語ったり、ジョン・ウィリアムズとスコアを作曲したり、ハリソン・フォードと一緒に仕事をすることは本当に夢のようだった!」と興奮気味に語り、本作への期待を煽った。そして、42年間に渡りインディを演じてきたフォードは、会場のファンにビデオメッセージで、「『インディ・ジョーンズ』に関わったすべての人を代表して感謝を伝えたい。私の最後となる全世界を股にかける冒険に参加してくれてありがとう」と感謝を述べた。

■公開情報
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』
6月30日(金)劇場公開
監督: ジェームズ・マンゴールド
出演:ハリソン・フォード、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、アントニオ・バンデラス、ジョン・リス=デイヴィス、マッツ・ミケルセン
製作:キャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャル、サイモン・エマニュエル 
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス
音楽:ジョン・ウィリアムズ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
原題:Indiana Jones and the Dial of Destiny
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