7月14日に公開される吉岡里帆主演映画『アイスクリームフィーバー』に安達祐実、ジャルジャルの後藤淳平、マカロニえんぴつのはっとり、コムアイ、MEGUMIの出演が発表された。

　アートディレクター千原徹也の初監督作となる本作は、10代〜30代の4人の女性たちの“想い”と“人生”が交錯するラブストーリー。監督の千原は「映画制作をデザインする」と題し、長年の夢だった「映画を作ること」をアートディレクターの視点から構築し、従来の映画製作のやり方に囚われない手法で企画立案した。原作は、川上未映子の短編集『愛の夢とか』（講談社）内収録の『アイスクリーム熱』。川上の小説、初の映画化作品となる。

　アイスクリーム屋のアルバイト、常田菜摘役で吉岡が主演を務め、アイスクリーム屋の常連客の作家・橋本佐保役をモトーラ世理奈、菜摘のアルバイトの後輩・桑島貴子役を水曜日のカンパネラのボーカル・詩羽、アイスクリーム屋の近所の銭湯に通う、仕事が生きがいの高嶋優役を松本まりかがそれぞれ演じる。

　新たに出演が決まった安達が演じるのは、優の姉・高嶋愛。姉妹間で起きた“ある出来事”がきっかけで、愛と優の心には大きなわだかまりが残ることに……。

　優の姪、高嶋美和の父親・古川イズミ役を後藤が演じる。美和は東京で暮らす叔母・優を頼りに上京し、夏休みを利用して“父親探し”を始めるが……。イズミは掴みどころがなく自由奔放なイズミというキャラクターだ。

　本作の舞台でもある、アイスクリーム屋のある街に引っ越してきた男・中谷清也役に扮するのはマカロニえんぴつのボーカル、はっとり。はっとりは本作が映画初出演にして、演技初挑戦となる。

　主人公・菜摘の元同僚・薫役にはコムアイ。本作では菜摘のデザイナーとしての才能を認め、デザインの道を離れた後も何かと気にかけながら見守る役どころに扮している。

　そして、菜摘たちが働くアイスクリーム屋のオーナー・荒川直子役にはMEGUMI。千原が企画・演出・監督を務めた連続ドラマ『東京デザインが生まれる日』（テレビ東京系）に続いての出演となった。

　そのほか、アイスクリーム屋のお客さんで双子の赤ちゃんのママ役にチャラン・ポ・ランタンのもも、優が行きつけの銭湯の店員、マリ役に藤原麻里菜、優の会社の後輩、安藤ほのか役に新井郁、優と美和が一緒に行く卓球場の店員役でナツ・サマーが出演する。

■公開情報
『アイスクリームフィーバー』
7月14日（金）より、TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほかにて全国ロードショー
出演：吉岡里帆、モトーラ世理奈、詩羽（水曜日のカンパネラ）、安達祐実、南琴奈、後藤淳平（ジャルジャル）、はっとり（マカロニえんぴつ）、コムアイ、MEGUMI、片桐はいり、松本まりか
監督：千原徹也
原案：川上未映子『アイスクリーム熱』（『愛の夢とか』講談社刊収録）
エグゼクティブプロデューサー：千原徹也、山本正典、木滝和幸
プロデューサー：勝俣円、塚原元彦
宣伝プロデューサー：小口心平
脚本：清水匡
音楽：田中知之
撮影：今城純
主題歌：吉澤嘉代子「氷菓子」
制作：れもんらいふ
制作協力：DASH、doors
配給：パルコ
©2023「アイスクリームフィーバー」製作委員会
映画公式サイト：icecreamfever-movie.com