満島ひかりが約50役演じる『アイラブみー』レギュラー化 「どんどん愛されますように!」

 満島ひかりが約50役を演じるNHK Eテレの冒険アニメーション『アイラブみー』が、4月5日よりレギュラー化することが決定した。

 アジア・テレビ賞未就学児向け番組部門最優秀賞、グッドデザイン賞ベスト100、キッズデザイン賞子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門審査委員長特別賞を受賞し、放送のたびに大きな反響が寄せられていた、NHK Eテレの“じぶん探求ファンタジー番組”『アイラブみー』。5歳の主人公みーが、こころやからだのふとした疑問をきっかけに、「じぶんを大切にするってどういうことなのか?」を探っていく冒険アニメーションだ。

 みーをはじめ、ゲジゲジのゲージ、きょじん、パパ、赤ちゃんなど、すべてのキャラクターを満島が演じ分けており、満島が演じるキャラクター数はシリーズ累計で50に及ぶ。

 脚本を手がけるのは、『光秀のスマホ』(NHK総合)、『山田孝之の東京都北区赤羽』(テレビ東京系)などの竹村武司。キャラクターデザインをobak、クリエイティブディレクションを古屋遙、アニメーション制作をODDJOBが担当している。

 また、レギュラー化を前に、3月27日から29日の3日連続で、最新作を特番で放送。3月29日の放送回「だいすきなともだちのことばで なんでくるしいんだろう?」では、満島が各キャラクターの声で歌唱し、ひとりで“ミュージカル風楽曲”を表現した「みんなアイラブみーソング」が初公開される。同曲をはじめとするアイラブみーのオープニング曲・劇中歌は、ハンバート ハンバートが書き下ろしている。

 本作で約50の役の声を演じている満島からはコメントも寄せられた。

満島ひかり コメント

アイラブみーを見たことがありますか? とても心情豊かで、子どもだけでなく大人もドキッとするようなエピソードが満載なんです。全ての役の声(動物たちも)をわたしがひとりで担当しています。初め、「25役ほどあるのですが…パパの声もお爺さんの声もあるし…ひとりじゃ難しいですかね?」と言っていたスタッフさんでしたが、「動物の声もいいですね、男性の声もいいですね」なんて褒められているうちに、あれよあれよと50役の声を演じていました。これはもう、ギネスを目指すしかないかなーなんて思っています(笑)冗談はさておき、ステキなみんなと一緒に作るこのアニメが、どんどん愛されますように! ぜひ見てみてください。

■放送情報
『アイラブみー』
NHK Eテレにて、4月5日(水)スタート 毎週水曜15:45~15:55放送

過去回のセレクション:NHK Eテレにて、毎月第4・第5週 火曜午前8:25~8:35放送
過去回のセレクションの再放送:NHK Eテレにて、毎月第4・第5週 木曜7:20~7:30放送
放送後1週間、NHKプラスにて見逃し配信予定(木曜7:20~7:30の放送回をのぞく)

【特番】
3月27日(月)16:50〜17:00、3月29日(火)26:05〜26:15「みーのめは なんでちいさいんだろう?」
3月28日(火)16:50〜17:00「「しんじゃったら、もうあえないの?」
3月29日(水)16:50〜17:00「だいすきなともだちのことばで なんでくるしいんだろう?」

出演:満島ひかり(声)、みーとハンバート ハンバート(うた)
脚本:竹村武司
オープニングテーマ・挿入歌:ハンバート ハンバート
クリエイティブディレクション:古屋遙
ロゴ・キャラクターデザイン:obak
グラフィックデザイン:田部井美奈
アニメーションディレクター:髙橋龍之介
音楽(劇伴):DJ Codomo
アニメーション:ODDJOB Inc.
監修:池田裕一(昭和大学/小児科)、遠藤利彦(東京大学大学院/発達心理学)、北山ひと美(和光小学校・和光幼稚園/性教育)、酒井厚(東京都立大学/発達心理学)、汐見稔幸(東京大学/教育学・教育人間学・育児学)、田中俊之(大妻女子大学/ジェンダー論・男性学)、細田直哉(社会福祉法人くにたち子どもの夢・未来事業団/生態心理学)
制作:NHKエデュケーショナル
制作・著作:NHK
©︎NHK
公式サイト:https://nhk.jp/iloveme

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