松井玲奈×岡崎紗絵×倉島颯良、『緑のざわめき』で3姉妹に 草川直弥、川添野愛も出演
今秋公開される松井玲奈主演映画『緑のざわめき -Saga Saga-』の追加キャストとして、岡崎紗絵、倉島颯良らの出演が発表された。
本作は、長編初監督作品である『浜辺のゲーム』(2019年)が第14回大阪アジアン映画祭コンペティション部門、アートフィルムフェスティバルに選出された、夏都愛未の監督第2作となるオリジナル長編映画。
主人公・小山田響子(松井玲奈)は、女優を辞め東京から生まれ故郷のある九州に移住しようと福岡にやってくる。やがて響子の異母妹であり彼女をストーカーする女、同じく響子の異母妹である佐賀の集落に暮らす少女へと物語のバトンが受け渡されていく。賑やかに旅行を楽しむ女性グループが交わり、軽やかな会話劇をすり抜けながら、物語は思いもよらない方向へと進んでいく……。
主人公・響子の異母妹であり彼女をストーカーする女・菜穂子役に岡崎、同じく響子の異母妹で佐賀の集落に暮らす少女・杏奈役に倉島が決定。また、響子の元彼宗太郎役で草川直弥、菜穂子の友人絵里役で川添野愛、響子の親友保奈美役で松林うらら、杏奈の幼なじみ透役で林裕太、村に住む長老役でカトウシンスケ、杏奈の伯母芙美子役で黒沢あすかが出演する。
あわせて、松井、岡崎、倉島による“3姉妹”の場面写真も公開。なお本作は、3月11日に第18回大阪アジアン映画祭で世界初上映されることも決定している。
コメント
岡崎紗絵
「本橋菜穂子」役を演じさせて頂いた岡崎紗絵です。台本を頂いた時は、菜穂子のような人物像が初めての経験だったこともあり、とても衝撃を受けました。菜穂子は不器用であまり本当の想いを表に出せずにいる、ある意味1番人間味のあるキャラクターじゃないかと思いました。そんな菜穂子に寄り添いながら、夏都愛未監督が創る空気を感じながら、現場に立ちました。バラバラの道を歩んでいた三姉妹が、偶然なのか必然なのか、出会って繋がる。儚くて繊細な3人の想いを是非劇場で感じて頂きたいです。
倉島颯良
杏奈は今まで演じたどんな役よりも、私自身と心の距離が近い人物です。だからこそ、前に進もうとする杏奈の喜びも悲しみも全て受け止めようとした撮影期間でした。素晴らしいスタッフの皆様、キャストの皆様と共にこの作品をつくりあげられことを嬉しく思います。それぞれに想いを抱えた三姉妹が出会い、そして不思議につながりあっていく姿が皆さまの目にどう映るのか楽しみです。
夏都愛未監督
改めて素晴らしいキャスト、スタッフと共に本作を作ることができた喜びや驚きを、日々感じ直しています。バラバラの三姉妹が惹き寄せられるように出会い、互いに作用していく物語が、アジア映画が集結する大阪アジアン映画祭でどう受け入れられるのか、今からとても楽しみです。
■公開情報
『緑のざわめき -Saga Saga-』
2023年秋全国公開
出演:松井玲奈、岡崎紗絵、倉島颯良、草川直弥、川添野愛、松林うらら、林裕太、カトウシンスケ、黒沢あすか
監督・脚本:夏都愛未
プロデューサー:江守徹、杉山晴香
エグゼクティグプロデューサー:小野光輔
コプロデューサー:松林うらら、夏都愛未
企画:和エンタテインメント
配給:SDP
製作:「緑のざわめき」製作委員会
2022年/日本/日本語/118分/英題:Saga Saga/HD/カラー/スタンダード/ステレオ
©Saga Saga Film Partners