『名探偵コナン 黒鉄の魚影』本ポスタービジュアル公開 新キャラクター・ピンガの姿も

 4月14日に公開される映画『名探偵コナン 黒鉄(くろがね)の魚影(サブマリン)』の本ポスタービジュアルが公開された。

 青山剛昌が原作の『名探偵コナン』のコミックスは既刊102巻に到達し、累計発行部数は全世界2.7億部を突破、TVアニメシリーズも放送1000回を突破した。2022年4月に公開となった劇場版25作目『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』も大ヒットを記録。興行収入は97億円、観客動員数は699万人を突破、劇場版シリーズ第1位の成績となった。

 劇場版第26弾となる今回の舞台は東京・八丈島近海。世界中の警察が持つ防犯カメラを繋ぐための海洋施設「パシフィック・ブイ」の本格稼働に向けて、世界各国のエンジニアが集結する。そこでは顔認証システムを応用した、とある「新技術」のテストが進められていた。一方、園子の招待で少年探偵団と共に八丈島を訪れたコナンもとへ沖矢昴(東都大学大学院工学部の大学院生=沖矢昴/FBI捜査官=赤井秀一/黒ずくめの組織=ライ)から、ユーロポールの職員がドイツで黒ずくめの組織・ジンに殺害されたという一本の電話が。不穏に思ったコナンは施設内に潜入すると、ひとりの女性エンジニアが黒ずくめの組織に誘拐される事件が発生。さらに彼女が持っていた、ある情報を記すUSBが組織の手に渡ってしまう……。そして灰原哀(少年探偵団=灰原哀/宮野志保/黒ずくめの組織=シェリー)のもとにも、黒い影が忍び寄り……。

 公開されたポスタービジュアルは、劇場版シリーズ初の試みとなる2枚で一組となるスペシャルバージョン。

 「コナンSIDE」では凛々しい表情のコナンと不安げな灰原、さらに蘭、小五郎、少年探偵団、阿笠博士に加え、警視庁捜査一課の管理官の黒田兵衛、FBI捜査官のジョディ、さらに黒ずくめの組織に潜入していた過去を持つ現FBI捜査官の赤井秀一の姿が描かれている。

 「ブラックSIDE」では、禍々しい表情のジンをはじめ、『ハロウィンの花嫁』では公安警察・降谷零として活躍した安室透が今回はバーボンとして暗躍する。さらにウォッカ、ベルモット、キール、キャンティ、コルンに加え、“あの方”の側近にして組織のNo.2として名高く、劇場版シリーズには本格的初参戦となる最高幹部のラムが背後から不敵な笑みを浮かべる。さらにジンの背後には新キャラクターのピンガの姿も描かれている。

 2枚のビジュアルが一体となった「シングルver.」では、舞台となるパシフィック・ブイを挟む構図でそれぞれの姿が配置されている。これらのポスターは2月3日から全国の劇場で随時掲出される。

 さらに、3月3日から劇場で前売券が発売されることが決定し、劇場限定の特典として、全国合計15万名にオリジナルクリアファイルがプレゼントされる。青山剛昌直筆のティザービジュアルと2枚のメインビジュアルを1枚に凝縮したビジュアルが両面に印刷されており、劇場でしか手に入らないものとなっている。

■公開情報
『名探偵コナン 黒鉄(くろがね)の魚影(サブマリン)』
4月14日(金)全国東宝系にてロードショー
原作:青山剛昌『名探偵コナン』(小学館『週刊少年サンデー』連載中)
監督:立川譲
脚本:櫻井武晴
音楽:菅野祐悟
声の出演:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也ほか
製作:小学館、読売テレビ、日本テレビ、ShoPro、東宝、トムス・エンタテインメント
配給:東宝
©︎2023 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
公式サイト:https://www.conan-movie.jp

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