劇団EXILE 塩野瑛久×前田拳太郎×櫻井佑樹が意気込み 青柳翔は「3人からいろいろ吸収」

 1月9日にヒューリックホール東京で開催されたBOOK ACT 2023 NEW YEAR SPECIAL 『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』に、劇団EXILEの青柳翔、佐藤寛太、塩野瑛久、前田拳太郎、櫻井佑樹が参加。5名は同日、本番に先駆け行われたゲネプロと囲み取材にも登壇した。

 劇団EXILEは2007年に旗揚げ、2009年のオーディションを経て、正式に発足。メンバーそれぞれが映画やドラマ、舞台など活躍を広げている。そして2022年末、2015年の佐藤以来の新メンバーとして塩野、前田、櫻井が加入。今年からは12人体制となり、さらなる活躍が期待されている。

 毎年恒例となる『BOOK ACT』には、『中務裕太のマルチダンス~多次元裕太をお見せします2023~』、『小森隼の小盛りのハナシ』、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE・岩谷翔吾が書き下ろした新作『さくら舞う頃、君を想う』、片寄涼太が出演する『運命警察』など注目作が並ぶ。

 『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』の舞台となるのは、日本のとある町の森の奥にある小さな村。この村で生まれた男子は20歳までに、一回だけ魔法が使えるという。主人公はその用途について考えながら生きる青年たちだ。

 囲み取材は、ゲネプロを終えた青柳、佐藤、塩野、前田、櫻井が登場してスタート。それぞれの挨拶の後に記者からの質問が飛ぶ。まずは加入したばかりの心境について新メンバー3人が応答。

前田拳太郎

「舞台に参加する機会や、今までとは違う仕事が増えてくるのかなと思っています。先輩から影響を受けながら、お芝居のスキルや幅などを広げていければ」(前田)

塩野瑛久

「共演したことのある方もいて心強いですね。活躍しているメンバーばかりなので、バーターで出演させていただきたい」(塩野)

櫻井佑樹

「年が一番下なので、いろいろな面で吸収してスキルアップできる環境だなと。先輩を見て、盗んで頑張っていきたい」(櫻井)

 朗読劇については3人とも初参加だという。その感想を前田が「ドラマとも違うし、感情を込めやすい」と話すと、塩野が「情景を読んだりするのが新鮮で、やりがいがある」とコメント。全4公演でキャストの組み合わせが違う点を見どころとして挙げる櫻井は「いろいろな方とご一緒するので、違う面も見られると思うので楽しみです」と意気込んだ。

佐藤寛太

 そんな3人の見事な発言を聞いて佐藤は「緊張することなく模範解答」と感心してから、「『いいところを見習って』と言っていましたが、こちらが先輩としてどうあるべきなんだろう(笑)」と漏らす。これには青柳も「こちらが見習わないといけない」と笑っていた。

 先輩としてアドバイスしたことを訪ねられても「何もないです」と返す青柳は、さらに「勉強の毎日ですから、3人からいろいろ吸収してメンバー全員で頑張っていきたい」とユーモラスに重ねる。そこにすかさず佐藤が「0点の回答でしたね(笑)」とツッコミを入れ、現場は和やかな雰囲気に。

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