『戦場のメリークリスマス 4K修復版』2023年1月13日より“最終リベンジ”上映決定

 2021年4月より全国公開された『戦場のメリークリスマス 4K修復版』が、2023年1月13日より新宿武蔵野館ほかにて再上映されることが決定した。

 本作は、松竹ヌーヴェル・ヴァーグを生み、差別や犯罪など、社会の歪みと闘い続けた映画監督、大島渚の最大のヒット作『戦場のメリークリスマス』(1983年)をデジタル素材に修復したもの。デヴィッド・ボウイ、トム・コンティ、坂本龍一、ビートたけし、ジャック・トンプソン、ジョニー大倉、内田裕也らが出演している。

 2021年4月16日から新宿武蔵野館ほか全国9館でスタートし、最終的に約100館で上映された『戦場のメリークリスマス 4K修復版』。初週合計来場者数は5,273人の動員を記録したが、政府から緊急事態宣言が発令。都内ほか約10館が休館し一時上映中止となった。その後は、営業時間の短縮や、座席指定券の事前販売休止などの措置を取りながら、上映は再開された。その流れを受け、最終上映期限が2023年3月末に迫ったこのタイミングで最終リベンジ上映が決定した。

映画『戦場のメリークリスマス』新予告

 あわせて特別ビジュアルも公開。ショッキングピンクだったポスターが、黒×金ver.になっている。なお、メイン館となる新宿武蔵野館では、2023年1月6日より、本作に出演している坂本が音楽・出演を務めた『ラストエンペラー劇場公開版 4Kレストア』も上映される。

■公開情報
『戦場のメリークリスマス 4K 修復版』
出演:デヴィッド・ボウイ、トム・コンティ、坂本龍一、ビートたけし、ジャック・トンプソン、ジョニー大倉、内田裕也
監督・脚本:大島渚
脚本:ポール・マイヤーズバーグ
原作:サー・ローレンス・ヴァン・デル・ポスト
製作:ジェレミー・トーマス
撮影:成島東一郎
音楽:坂本龍一
美術:戸田重昌
協力:大島渚プロダクション
配給:アンプラグド
1983年/日本=イギリス=ニュージーランド/英語・日本語/123分/ビスタサイズ/ステレオ
©大島渚プロダクション
公式サイト:oshima2021.com

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