滅びた故郷を訪れた新キャラ・ヒイロの姿が 『劇場版 転スラ 紅蓮の絆編』新場面写真公開

 11月25日に公開される『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』の新場面写真が公開された。

 『転生したらスライムだった件』は、小説投稿サイト「小説家になろう」で8億PVを突破、シリーズ累計発行部数3000万部を超える、伏瀬による異世界転生エンターテインメント小説。TVアニメ第1期では、異世界で一匹のスライムに転生した元サラリーマン、リムル=テンペストが仲間とともに奮闘し、国を興し、異世界で頭角を現すまでのストーリーが展開。第2期では、リムルが魔王の一柱にまで上り詰める様子が描かれた。

 公開された場面写真には、滅ぼされてしまった故郷にようやく帰ってくることができたヒイロの姿が切り取られている。仲間の命を守りきれなかった自分を悔やみ、哀しみを乗り越え「この身が滅びようとも、今度こそ俺が仲間を守り抜いてみせる」と誓う。そんな彼にベニマルは「自分やリムルもついている」と伝え、長い間離れ離れだった2人の固い“絆”が再確認できる感動的なシーンだ。

 『劇場版 転スラ』のオリジナルキャラクター、ヒイロ役の声優を担当するのは、『呪術廻戦』伏黒恵や『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』カワキの内田雄馬。内田は、ヒイロのキャラクターについて「大鬼族(オーガ)の一族としての誇りや、自分達の大切にするものを守るために動く、頼りがいのある人」と分析する。また、TVシリーズからベニマルの声を担当している古川慎との共演については、「安心感、信頼感がすごくある。一緒に仕事をしていて楽しい」と語った。

 一方の古川は、ヒイロとの会話シーンで「“絆”と言われているだけあって、しっかりと(言葉の)キャッチボールをしなくては」とこだわったことを明かした。ヒイロとのぶつかり合いのシーンは、「大変楽しく収録させていただいたので、ぜひ見ていただきたい」とアピールした。

 また、11月25日から27日の3日間にかけて、福岡、岡山、大阪にて、リムル役の岡咲美保、主題歌アーティストのMindaRynらによる舞台挨拶及び、イベント登壇が決定。さらに、公開初日から3日間の座席指定席券の先行販売も決定した。

■公開情報
『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』
11月25日(金)より全国ロードショー
原作:川上泰樹・伏瀬・みっつばー『転生したらスライムだった件』(講談社『月刊少年シリウス』)
ストーリー原案:伏瀬
監督:菊地康仁
出演:岡咲美保、内田雄馬、福本莉子、古川慎、豊口めぐみ、前野智昭、千本木彩花、M・A・O、江口拓也、大塚芳忠、柳田淳一、山本兼平、泊明日菜、小林親弘、山口太郎、福島潤、櫻井孝宏、木村昴
脚本:筆安一幸
キャラクターデザイン:江畑諒真
モンスターデザイン:岸田隆宏
総作画監督:田中雄一
コンセプトアート:富安健一郎(INEI)
美術デザイン:ボワセイユ レミ、佐藤正浩
美術監督:佐藤歩
美術:スタジオなや
色彩設計:斉藤麻記
モニターグラフィックス:生原雄次
CGIプロデューサー:町田政彌
編集:神宮司由美
撮影監督:佐藤洋
撮影:チップチューン
音響監督:明田川仁
音楽:藤間仁(Elements Garden)
アニメーション制作:エイトビット
配給:バンダイナムコフィルムワークス
©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

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