『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』新キャラ日本版声優に浪川大輔&早見沙織

 11月11日に公開される『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の新たな日本版声優として、浪川大輔と早見沙織の出演が発表された。

 本作は、ヒーロー映画としては初となるアカデミー賞作品賞ノミネートを果たした『ブラックパンサー』の続編。舞台は、偉大な王であり、ヒーロー/ブラックパンサーのティ・チャラを失ったワカンダ。国王が不在となったワカンダの元に、“海の帝国”の脅威が迫る……。

 浪川と早見が日本版声優として本作で演じるのは、物語の重要なカギを握るであろう新キャラクター。ワカンダにも敵意をむき出しにする“海の帝国”の謎の王ネイモア役(テノッチ・ウエルタ)を浪川、アイアンハートことリリ・ウィリアムズ役(ドミニク・ソーン)を早見が担当する。

 『HUNTER×HUNTER』のヒソカや『ルパン三世』シリーズの石川五ェ門役に加え、『スター・ウォーズ』シリーズのアナキン・スカイウォーカー役などを担当する浪川は、物語の大きなカギを握る“海の帝国”の謎の王ネイモア役として、マーベル作品では自身初となる主要キャラクターを担当する。ネイモアは本編では未だ多くの謎に包まれているキャラクターだが、漫画原作では最古の1人に数えられるキャラクターとして、ファンの間では人気を得ている。浪川は、ネイモア役として本作に加わることについて、「自分のキャリアの中でもヒーロー映画に重要ポジションで関わるのは初めてです。ずっと携わりたいと強く願っていました。なので、喜びの極みです」と、念願が叶った喜びを最大限に表現。さらに、「映画の注目ポイントは正直挙げきれません。どのような展開になるのか。どのような映像美があるのか、迫力満点な作品だと思います。またもや全世界を巻き込む社会現象になること間違いなしだと思います!」日本語版への自信を覗かせた。

 そして、『SPY×FAMILY』のヨル・フォージャー役や、『鬼滅の刃』の胡蝶しのぶ役、『ONE PIECE』のヤマト役など、様々な役を演じる早見は、これまでにマーベル・コミックス原作の作品では『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』にて、ヴィランのカーネイジことクレタス・キャサディの最愛の恋人で、口から発する音波で周囲を破壊する能力を持つヴィランのシュリーク役を担当していたが、本作では打って変わって、今後のマーベル・シネマティック・ユニバースに深く関わるであろうキャラクター、リリ・ウィリアムズ役を務める。2023年に米ディズニープラスで独占配信が予定されているマーベル・スタジオドラマ『アイアンハート』にて主人公アイアンハートになるキャラクターとして発表されたリリ・ウィリアムズは、天才的頭脳を持つ、19歳のマサチューセツ工科大学生だ。早見はそんなリリについて、「リリは、頭脳明晰でありながら、若者らしい、くだけたノリと勢いを持った人です。作中では、シュリを中心としたキャラクターたちとも深く関わっていきます」と、彼女の魅力を表現。そして「表情豊かな彼女の人物像を声でもお伝えできるよう、精一杯アフレコをさせていただきました。ぜひ劇場でお楽しみくださいませ!」と、本作への意気込みを語った。

コメント

浪川大輔(ネイモア役)

全世界を社会現象に巻き込んだ映画。賞賛と深い悲しみを乗り越えての続編ということであらゆる分野の方が注目するであろう今作。自分のキャリアの中でもヒーロー映画に重要ポジションで関わるのは初めてです。ずっと携わりたいと強く願っていました。なので、喜びの極みです。映画の注目ポイントは正直挙げきれません。どのような展開になるのか、どのような映像美があるのか。迫力満点な作品だと思います。またもや全世界を巻き込む社会現象になること間違いなしだと思います!

早見沙織(リリ・ウィリアムズ/アイアンハート役)

リリ・ウィリアムズ役の吹替えを担当させていただくこととなりました。あの『ブラックパンサー』に今作から参加することができて、大変嬉しく思います。リリは、頭脳明晰でありながら、若者らしい、くだけたノリと勢いを持った人です。作中では、シュリを中心としたキャラクターたちとも深く関わっていきます。表情豊かな彼女の人物像を声でもお伝えできるよう、精一杯アフレコをさせていただきました。ぜひ劇場でお楽しみくださいませ!

■公開情報
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
11月11日(金)公開
監督:ライアン・クーグラー
製作:ケヴィン・ファイギ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©︎Marvel Studios 2022

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