テイラー・スウィフトが涙ながらに真相究明を訴える 『アムステルダム』本編映像公開

 10月28日公開の映画『アムステルダム』より、テイラー・スウィフトが登場する本編映像が公開された。

 本作は、『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』のデヴィッド・O・ラッセル監督が、7年ぶりに手がけた新作映画。

 舞台は1930年代。オランダのアムステルダムで出会った看護師のヴァレリー(マーゴット・ロビー)、医師のバート(クリスチャン・ベール)、弁護士のハロルド(ジョン・デヴィッド・ワシントン)の3人は、ある殺人事件の濡れ衣を着せられ容疑者に。何があっても守り合うと誓っていた3人の親友は事件に巻き込まれていく中で、やがて“世界の歴史上、最も衝撃的な陰謀”の中心にいることに気が付いてしまう。

 グラミー賞に11度輝き、さらにはグラミー賞史上初めて年間最優秀アルバム賞を3度受賞した女性ソロアーティストである世界的歌姫のスウィフト。ドキュメンタリー作品を除く映画出演は、『キャッツ』(2019年)以来、約3年ぶりとなる彼女が本作で演じるのは、高名な将軍である父の死に疑問を抱き、医師のバートと弁護士のハロルドに検死を依頼する娘、リズ・ミーキンズ。物語の“キーパーソン”とも言えるキャラクターであり、バートとハロルドはリズと出会ったことで“ある殺人事件”の容疑者となり、世界の歴史上、最も衝撃的な陰謀に巻き込まれていく。

映画『アムステルダム』本編映像(タイムリミットは2時間!編)

 公開された本編映像では、リズ(テイラー・スウィフト)がバートとハロルドに涙ながらに父の死の真相究明を訴える様子が切り取られている。ミーキンズ将軍の遺体が安置された棺を葬儀社から運び出し、検視解剖を済ませなければならないが、そのタイムリミットは埋葬されるまでのたった2時間。

 ラッセル監督は、「リズはストーリーそのものを始動させるキャラクターなんだ。テイラーは演じるだけでなく、このキャラクターを作りあげるために衣装選びなどにも参加してくれた。リズというキャラクターにふさわしく、とても力強いファッションに仕上がったよ」と語り、スウィフト自身が制作陣とアイデアを交わしながらキャラクターを作り上げていったことを明かした。

■公開情報
『アムステルダム』
10月28日(金)全国公開
出演:クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントン、ラミ・マレック、ロバート・デ・ニーロ
監督・脚本:デヴィッド・O・ラッセル
製作:アーノン・ミルチャン、クリスチャン・ベールほか
撮影監督:エマニュエル・ルベツキ
編集:ジェイ・キャシディ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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