安藤サクラの窪田正孝への想いが溢れ出す 『ある男』予告編&ポスタービジュアル公開

 妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝らが共演する映画『ある男』の予告編とポスタービジュアルが公開された。

 本作は、平野啓一郎が2018年に発表したベストセラー小説を映画化するヒューマンミステリー。『愚行録』に続き、石川慶監督と脚本の向井康介が2度目のタッグを組む。

 弁護士の城戸(妻夫木聡)は、かつての依頼者である里枝(安藤サクラ)から、里枝の亡くなった夫「大祐」(窪田正孝)の身元調査という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経て、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。そして新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日「大祐」が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が法要に訪れ、遺影を見ると「これ、大祐じゃないです」と衝撃の事実を告げる。愛したはずの夫「大祐」は、名前もわからないまったくの別人だった。

映画『ある男』予告編

 公開された予告編は、「3年と9カ月、愛したはずの夫は全くの別人でした」というナレーションから始まる。城戸は、かつての依頼者・里枝から、亡くなった夫・大祐の身元調査の依頼を受け、大祐を“X”とし、真相を探っていく。彼は一体何者なのか、なぜ他人になりすましていたのか。謎が深まる中、 「私はいったい、誰の人生と一緒に生きてたんでしょうね」という里枝のセリフから一変、里枝と息子・悠人は大祐=“X”への想いが溢れ出す。

 また、本ポスターは、城戸、里枝、大祐3人の印象的な眼差しの表情を捉え、それぞれの心情を表わすかのようなビジュアルとなっている。

 あわせて、8月26日より第1弾ビジュアルがデザインされた劇場前売券(ムビチケカード)の販売も決定。全国の上映劇場(一部除く)とWeb通販にて販売開始予定となっている。

■公開情報
『ある男』
11月18日(金)全国ロードショー
出演:妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、仲野太賀、真木よう子、柄本明、坂元愛登、山口美也子、きたろう、カトウシンスケ、河合優実、でんでん
原作:平野啓一郎
監督・編集:石川慶
脚本:向井康介
音楽:Cicada(Taiwan)
企画・配給:松竹
©︎2022「ある男」製作委員会

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