『泳げ!ニシキゴイ』森本慎太郎×渡辺大知のコンビに期待大 プロデューサーも最強の布陣に

 お笑い芸人、錦鯉の半生を題材にしたドラマ『泳げ!ニシキゴイ』が、日本テレビ系の情報番組『ZIP!』内にてスタートする。ドラマウォッチャーたちから「豊作だ」と好評な2022年夏ドラマと肩を並べて、話題になること間違いなしの同ドラマ。その理由を解説したい。

 2021年末に開催された『M-1グランプリ2021』(ABCテレビ・テレビ朝日系)にて、優勝を果たした漫才コンビ・錦鯉。大会当時50歳の長谷川雅紀と、43歳の渡辺隆が名だたる漫才師の中で頂点に君臨した姿は、どんなドラマよりもドラマティックなサクセスストーリーだった。今だからこそ、美談のように語られるが、その道のりは計り知れない。だからこそ、このドラマは多くの人から注目を集めているのだろう。

 そんな彼らの半生を描くホームコメディの情報が解禁になった際、夏の暑さを吹き飛ばすような爽快感と期待を感じたのは筆者だけではないはず。その理由は、大きく分けて2つだ。

 まずはスタッフ陣の豪華さ。例えば、チーフプロデューサーの1人、石尾純は7月20日から放送を開始する『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系)でもチーフプロデューサーを務め、過去にはEXILEのTAKAHIROを主人公に迎えた友情物語『ワイルド・ヒーローズ』(日本テレビ系)の演出を担当した経歴を持つ。

 また、プロデューサーの河野英裕といえば、2000年代にお茶の間を沸かせた『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)や『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』(日本テレビ系)、そして現在公開中の映画『メタモルフォーゼの縁側』にもプロデューサーとして関わっているキーマン。観た人の心を温かくさせる、ハートフルな作品を得意とする印象を持つ。

 そして、もう1人のチーフプロデューサー・齊山嘉伸は、過去のインタビューで「僕が生きることで世の中がちょっとでも明るくなればいいなと思って仕事している」と語っていた人物。(※)ポジティブなパワー溢れるスタッフたちによって、錦鯉の半生がどう描かれるのか、期待が高まって当然な布陣なのだ。

関連記事