杏、寺島しのぶらが祝福 坂口健太郎、『競争の番人』制作発表での誕生日サプライズに感激

 天才肌で理屈っぽい小勝負勉に対して、杏が演じるのは感情のままに行動する元刑事の白熊楓。刑事時代、ある事件で犯人を目前で取り逃し、そのことが問題視され、公正取引委員会への異動を命じられ第六審査の一員になった。

 杏は「警察に入って人助けをしたいという気持ちでやってきた」と白熊の経歴に触れながら、「何をするところなんだろうなんだ? っていう思いは、最初はずっと持っているので、そのあたりは公取って何? っていう視聴者のみな様の目線にも近いのかなと思う」と続け、「公取の中でも困っている人がいて、それを救える、ここじゃなきゃ救えない人たちがいるっていうところに気がついていくというのが白熊の大きな筋となっています」と白熊の心境や見どころを語った。

坂口健太郎

 会見の後半では、本日、7月7日の七夕にちなんで、願いごとを書いた短冊を発表するコーナーが設けられた。坂口は抱きかかえていた大きな短冊を見せると、そこには「無事に撮りきれますように」と願いが込められていた。続いて杏の順番になると、立ち上がり「坂口くん」、続く大倉が「お誕生日」、最後に寺島が「おめでとう」とそれぞれ短冊に坂口の誕生日を祝うサプライズを仕込んでいた。小池がクラッカーを鳴らし、上手からはバースデーケーキが登場した。

 「全然気づかなかった」と驚いた様子の坂口。本作の初回放送日である7月11日は、坂口の31才の誕生日。抱負を聞かれると「自分が主演をさせていただいて流していただくドラマの初日が誕生日なんてことはきっともう本当ないと思うんで。何か……31歳も頑張りたいと思います」と喜びと感動を噛みしめるように語った。

 最後に、放送に向けて坂口は「まだちょっと僕は撮影が残ってまして、ただひとりの撮影になったときに、ちょっともう……皆さんとお芝居ができないのはちょっと切なかったですね」と“ダイロク”メンバー愛をにじませた。

 続いて杏は「『競争の番人』はいろんな発見のあるドラマ」と紹介。「色んな案件を扱って、どんどん違う業種になっていくので、様々な発見を楽しみながら色んなものを得られるドラマなんじゃないかなと思います。また、キャラクターたちがどのように歩んでいくのか、本当に素敵なキャラクターたちなので、ぜひ最後まで追っていただければと思います」と微笑みながら締めくくった。

■放送情報
『競争の番人』
フジテレビ系にて、7月11日(月)スタート 毎週月曜21:00~21:54放送
出演:坂口健太郎、杏、小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎、寺島しのぶほか
原作:新川帆立『競争の番人』(講談社)
脚本:丑尾健太郎、神田優、穴吹一朗、蓼内健太
演出:相沢秀幸、森脇智延
プロデュース:野田悠介
制作・著作:フジテレビ
(c)フジテレビ
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