『X エックス』菊地秀行、平山夢明ら著名人が絶賛 石黒亜矢子、不吉霊二のイラストも
7月8日公開の映画『X エックス』の著名人コメントとアーティストによるイラストが公開された。
A24が手がける本作は、映画製作で一旗揚げようと目論む若き俳優とフィルムメーカーら3組のカップルを軸に物語が展開するホラー。彼らは人里離れた農場で、芸術的な価値を持たせた背徳的でエロティックな作品『農場の娘』を制作し、映画のメインストリームに躍り出て、大金を稼ぐという野心に溢れていた。だが、撮影先の農場でミステリアスな老夫婦に迎えられ、その夜、想像を絶する恐怖に突き落とされることになる。
『魔界都市』『吸血鬼ハンターD』などのシリーズを手掛ける作家・菊地秀行、『「超」怖い話』『怖い本』シリーズを手掛ける作家・平山夢明、『ぼっけえ、きょうてえ』で日本ホラー小説大賞を受賞した岩井志麻子ほか、ホラー界のレジェンドたちがコメントを寄せている。
また、公開されたイラストは、絵描き・絵本作家の石黒亜矢子と漫画家・イラストレーラーの不吉霊二の2点。石黒のイラストには、擬獣化された主人公マキシーンと老婆パールが鏡合わせに描かれている。不吉のイラストは、恐ろしい一夜を過ごすことになる野心むき出しの若者たちに焦点をあてたものとなっている。
コメント
こがけん(芸人)
『悪魔のいけにえ』から脈々と続く片田舎モノに新風!
夫婦の歪んだ愛は倫理をも超越する?!
性と死が入り乱れた、血みどろな愛の物語に込み上げてくるのは憐れみか、嫌悪感か……。
若さに執着する老夫婦の〝取り戻せ☆青春〟ホラーがここに爆誕!
岩井志麻子(作家)
一番悪い奴は爺さんかと思っていたのに...。
しかし、「可愛い女心」ほど、ホラーなものはないのだなあ。
菊地秀行(作家)
『悪魔のいけにえ』への挑戦。恐怖、おぞましさ、血まみれ度、残虐性。どれも勝るとも劣らない。滅多にない古くて新しいホラーの誕生に、血の乾杯を!
平山夢明(作家)
史上最強ホラー『悪魔のいけにえ』が名画『アメリカンゴシック』と魂の融合をしたダイナマイト特養ホラーの誕生だ!
石黒亜矢子(絵描き 絵本作家)
あの揺らめくようなダンスは
軽くトラウマになりそうと思っていたけれど
結果的にはとっても、スカッとしました!
不気味さと爽快感が一気にくるホラー映画
不吉霊二(漫画家・イラストレーター)
もし人生がいくつかあるならば、一度くらい彼らのように思い切り命を散らしてみたい。
Rockin’Jelly Bean(覆面画家)
恐怖とエロのテキサスロードトリップ!
さあ君もライドオン!
杉山すぴ豊(アメキャラ系ライター)
あのA24が『13日の金曜日』を作ったらこうなった! 的快作にして怪作!殺人鬼も高齢化の時代なのです!
宇野維正(映画ジャーナリスト)
ヴィンテージ楽器でアナログ・レコーディングしたロックンロールのような、古くて新しいホラー映画。
この方法があったか!
SYO(物書き)
「A24」×『X』――その解は∞だった。
王道に擬態しながら、その先へとビヨンドする才能バチクソホラー。
ビニールタッキー(映画宣伝ウォッチャー)
血まみれの暴走車に乗っているようなライド感!
満たされることがない人生の後悔と愛の渇望が殺人夫婦の燃料だ!
人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
殺人鬼界隈にも訪れる高齢化の波。
愛と欲望全開で、老体に鞭打ち若者を迎え撃つ殺人老夫婦の勇姿は、理想の老後か恐るべき未来か......。
■公開情報
『X エックス』
7月8日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:タイ・ウェスト
出演:ミア・ゴス、ジェナ・オルテガ、ブリタニー・スノウ、スコット・メスカディ(キッド・カディ)、マーティン・ヘンダーソン、オーウェン・キャンベル、ステファン・ウレ
配給:ハピネットファントム・スタジオ
2022年/アメリカ/105分/原題:X
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公式サイト:https://happinet-phantom.com/X/
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