6月7日に放送された『ちむどんどん』（NHK総合）第42話では、暢子（黒島結菜）が勤務先の「アッラ・フォンターナ」のオーナー・房子（原田美枝子）から言い渡された、屋台のおでん屋の立て直しミッションに取り組む中、房子が親戚の大叔母だと発覚するも、SNSではすでに気づいていた人が多いようだ。

　フォンターナが雑誌の取材を受けた際の記事を見た沖縄の優子（仲間由紀恵）が房子の名前を見て親戚だと気づき、暢子の鶴見の下宿先に電話をかける。房子が大叔母だと知った暢子は、房子が自分に厳しく接するのは“親心”だったのだと納得。一方、そばで聞いていた賢秀（竜星涼）は、「旦那も子どももいないって言ってたな。ということは、レストランの店と土地、財産を相続するのは……」と言いながら自分を指さしてニヤニヤ。SNSでは、「ニーニー、遺産目当てでギラギラしてる」「財産狙いでまた何かやらかしそう……」という新しい心配の声が上がっていた。

　以前から房子が大叔母だと気づいていた人は結構いたようで、「ここで判明するんだ」「意外とあっさり明かされた」といった感想も。暢子は房子の自分に対する態度を“親心”だとポジティブに受け止めていたが、『あさイチ』（NHK総合）の博多華丸は「本当にあの兄妹はもう……。言いたいことはたくさんありますよ」と突っ込み、迷惑をかけられそうなオーナーに同情しているように見えた。ニーニーはともかく、暢子が“親心”に応えるべく、おでん屋をどう立て直すのか見届けたい。

■放送情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
総合：午前8:00〜8:15、（再放送）12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K：7:30〜7:45、（再放送）11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
主演：黒島結菜
作：羽原大介
語り：ジョン・カビラ
沖縄ことば指導：藤木勇人
フードコーディネート：吉岡秀治、吉岡知子
制作統括：小林大児、藤並英樹
プロデューサー：松田恭典
展開プロデューサー：川口俊介
演出：木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供＝NHK