『私の解放日誌』3兄妹の平凡な日々に衝撃の展開 2022年を生きる彼らはどうしている?

 第12話で、これまで描かれていた舞台が2019年だったことが明らかになった『私の解放日誌』。2022年を生きる3兄妹とク(ソン・ソック)は一体何をしているのか、気になっていた人も多いはずだ。

 クは、元いたホスト業界の社長として舞い戻っていた。料金をツケにして払わずに逃げた客に対して叱責する姿は、当事者でなくても震え上がるほどだ。今までの寡黙なクのイメージが覆された瞬間だった。それでも、出されたおかずを見て、思わずヨム家を懐かしむ様子は、無口で人との関わりを好まない、ミジョン(キム・ジウォン)を好きなクのままだった。

 チャンヒ(イ・ミンギ)は親に知らせず、静かに仕事を辞めていた。今まで、車を買うにも両親の許可を得るほど、長男として両親の意向に従う姿勢を崩せずにいたにもかかわらずだ。

 辞めよう辞めようと思い続けて数年、なぜかやっと辞める決心がついたと言う。しかしチャンヒは、父親に報告することにナーバスになっていた。大体なんと言われるか、想像がつくからだろう。確実に、前向きに送り出すような言葉ではないのだ。

 そうこうしているうちに、ギジョン(イエル)が両親に、チャンヒが仕事を辞めたことを告げてしまう。チャンヒは父親に対して、「(8年間働いてきたのに)今までよく頑張ったと褒めてももらえないのか?」と想いをぶつけることになった。決して父親としては、そう思っていないわけではない。陰ながら息子が全力疾走しているところを応援してきたつもりだった。それでも、自分の仕事や人生で背負ってきた苦労と比較して厳しくなってしまうのだろう。

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