ジェームズ・キャメロンが“映像の限界”挑む 『アバター』続編の特報&海外版ポスター公開
12月に劇場公開される『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の特報映像と海外版ポスタービジュアルが公開された。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』『タイタニック』を上回る全世界歴代興行収入第1位($2,847,379,794 ※box office調べ、4月26日現在)に輝く、ジェームズ・キャメロン監督によるSF大作『アバター』(2009年)。キャメロン監督が独自に開発した3Dカメラで撮影された『アバター』は世界中で大ヒットを記録し、日本国内においても歴代洋画実写興収ランキング4位、興行収入は156億円を超え、社会現象を巻き起こした。
そんな前作から実に13年もの時間、キャメロン監督が全精力を傾け続け、自ら創造した物語の舞台“惑星パンドラ”の世界で新たな物語を構築。映像技術も飛躍的に進化させ、新たな映像体験を生み出す。
舞台は、第1作目から約10年後、地球からはるか彼方の惑星パンドラの神秘的な世界。元海兵隊員のジェイク・サリー(サム・ワーシントン)とパンドラの先住民ナヴィの女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)の子供たちからなる家族の物語。一家は神聖なる森を追われ海の部族に助けを求めるが、その楽園のような海辺の世界にも人類の侵略の手が迫っていた……。
公開された特報は、前作の森から海へと舞台を変え、美しいブルーが印象的な映像となっている。「信じてる。どこへ行こうと、この家族は私たちの砦だ」。惑星パンドラに再び観客を誘う美しい海の映像の中で映し出されるジェイクとネイティリ、そしてその子供たちら家族の平穏な日々。一変して武装した侵略者の人間、そしてそれに抗おうと結集するパンドラの先住民の姿などが映し出されている。なお、この特報映像の3D版は、全国の劇場(一部劇場を除く)にて、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』3D版の本編上映前に見ることができる。
4月27日に開催されたシネマコンに登壇したキャメロン監督は、本作について「この作品では、滑らかな動きを可能にするハイ・フレーム・レート、解像度の高い3D 映像、リアルな視覚効果など、前作を遥かに超える映像の限界に挑んでいる。人類のパンドラへの帰還を特別な体験にするために、すべてのショットが、映画館の大スクリーンでの、高画質で、没入感のある3D 映像体験のために創られている。私たちはそれをやってのけたと思っている」とコメントを寄せている。
■公開情報
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
12月全国劇場公開
監督・ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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