『ファンタビ』クリーデンス役のエズラ・ミラーが逮捕 治安びん乱行為&ハラスメント容疑

 『ファンタスティック・ビースト』シリーズのクリーデンス・ベアボーン役や、『ジャスティス・リーグ』のフラッシュ/バリー・アレン役で知られるエズラ・ミラーが、米・ハワイ州で逮捕・起訴されたことが、The Hollywood Reporterをはじめ複数の米メディアで報じられた。

 Hawaii News Nowの報道によると、ミラーは3月28日午前0時過ぎ(アメリカ現地時間)、ハワイ州ホノルルのカラオケバーで、治安びん乱行為(公衆の場における迷惑行為や治安を乱す行為)とハラスメントの容疑で現地警察により逮捕・起訴された。

 ミラーは、卑猥な言葉を叫び、カラオケで歌っていた23歳の女性からマイクを奪ったほか、ダーツをしていた32歳の男性に突進するなどの行為をし、バーのオーナーが落ち着くよう求めても無駄であるほどの状態だったそう。

 地元警察によると、ミラーは500ドルの保釈金を支払い、すでに釈放されているという。

 今後、ミラーが出演する作品への影響など、さらなる詳細について明らかにされていくことが予想されるが、現時点ではワーナー・ブラザースとミラーの代理人は本件について何もコメントしておらず、本人によるコメントも現時点では確認されていない。

 ミラーは以前2020年4月にも、アイスランドのバーで若い女性の首を掴むという動画が拡散され、世間をざわつかせていた。しかし、動画内の女性が笑っているようにもみえる本動画では、本気の喧嘩なのか、ふざけた動画なのか、動画の真相についてさまざまな声があがっており、当時のVarietyの報道では、ミラーのファンと名乗るグループがしつこくミラーに絡んだため、彼らに立ち向かった際に起きた出来事であると言われている。

 「おふざけだとしても暴力的だ」との声もあがっていた本動画が公開されたあと、ミラーが捜査対象となることはなかった。

 ミラーは4月8日に全国公開予定の『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』に、再びクリーデンス役で出演するほか、フラッシュ役で主演を務めるDC映画『The Flash(原題)』の公開(全米公開予定日2023年6月23日)も控えている。

参照

https://screenrant.com/flash-movie-ezra-miller-arrested-hawaii-details/
https://www.hawaiinewsnow.com/2022/03/29/actor-known-superhero-role-arrested-hawaii-island
/https://www.hollywoodreporter.com/news/general-news/ezra-miller-arrested-hawaii-1235121375/
https://deadline.com/2022/03/flash-ezra-miller-arrested-hawaii-1234989883/

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