『カムカムエヴリバディ』にハリー杉山が登場! ジョージが知るアニーの秘密とは?

 4月8日の最終回に向け、ラストスパートがかかる連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合)。ヒロイン・ひなた(川栄李奈)が映画『サムライベース・ボール』の日本人出演者オーディションのために映画村を訪れたハリウッドの撮影チームを迎える第22週初日の放送では、ハリー杉山演じる新キャラクターのジョージが初登場となった。

 ジョージは先週登場したアニー・ヒラカワ(森山良子)の甥。サムライ映画と野球に夢中な彼は、今回の映画でキャスティングディレクターを務めるアニーの仕事も手伝っている。2019年の『まんぷく』(NHK総合)以来2度目の朝ドラ出演となったハリー杉山は、自身もスポーツやエンタメに関する幅広い知識でラジオや情報番組で活躍しており、ジョージの台詞を借りるなら、まさに「この企画にふさわしい人間」と言えるだろう。

 さて、先週の放送において「驚きの女神」と城田優によるナレーションで紹介されたアニー。ひなたがラジオ講座で英語を学んだことを聞き、「まだ放送されてるの?」と驚いたことや、さらに去り際、ひなたに告げた「英語の勉強、これからも続けてください。きっとあなたをどこか、思いもよらない場所まで連れて行ってくれますよ」という言葉が大きな話題となった。これは以前、ロバート(村雨辰剛)が安子(上白石萌音)に向けたセリフと同じ。そのため、アニーの正体を巡る考察が視聴者の間で白熱しているが、同じくらい想像力を掻き立てられるのがジョージだ。

 まずアメリカから来た美男子、日本の文化に興味関心がある、という点で思い起こされるのは、ひなたの初恋の相手・ビリー(幸本澄樹)だろう。ひなたが映画村で出会ったビリーは嬉々としてサムライと写真を撮ろうとしていたので、サムライ映画が好きなジョージと共通点がある。

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