二宮和也、高橋一生、上野樹里ら、TBS春ドラマのキャスト集結 「横のつながりができた」

 4月からTBS系列にて放送がスタートする3つのドラマの合同制作発表会「TBS DRAMA COLLECTION 2022 Spring!!」が3月26日に都内で行われた。

 この日登壇したのは、二宮和也が主演を務める日曜劇場『マイファミリー』と、高橋一生主演の金曜ドラマ『インビジブル』、上野樹里主演の火曜ドラマ『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』のゴールデン・プライム帯でスタートする3つのドラマに出演するキャスト合計12名。

(左から)二宮和也、大島美優、多部未華子

 イベントは、各ドラマをイメージしたコレオグラフやパフォーマンスの中、3つのドラマの出演者が扉の向こうから登場する演出からスタート。日曜劇場『マイファミリー』のステージでは、夫婦役を務める二宮と多部未華子が2人の愛娘役を演じる大島美優の手を引いて登場し、会場に訪れた記者を沸かせていた。

『マイファミリー』

二宮和也

 その後、イベントは各ドラマのトークセッションへ。他のドラマの出演者も見守る中、最初に登場したのは日曜劇場『マイファミリー』で主演を務める二宮、多部、賀来賢人、濱田岳の4名。冒頭の演出で登場した愛娘役の大島がいないことをMCからツッコまれ、二宮は「誘拐されました……。こんなことしている場合じゃ……」とドラマと絡めた小芝居を披露。さらに同作につけられた“ノンストップファミリーエンターテインメント”とはどういうものかを問われ二宮は「意味は……我々もよくわかっておりません!」と断言し、もう一笑いを誘った。

 また、2007年放送の金曜ドラマ『山田太郎ものがたり』(TBS系)以来、二宮と15年ぶりの共演となった多部は「今回、男性陣が多い現場なのですが、男性陣3人ともずっとしゃべっていて、何をそんなに話すことがあるんだろう」と現場の様子を暴露。この言葉を受けてMCから何を話しているのかを問われた二宮、賀来、濱田は「なにをしゃべってるんだろうね……」「中身がないよね」と、それぞれが小声でつぶやく一幕も。

 これを受けて賀来は「多部さんとかぶってしまうんですが、二宮さんずっとしゃべっているんですよね。寡黙なイメージだったので」とおしゃべりな二宮を意外に思っていることを告白。二宮は「たしかにずっとしゃべってるかも。(同作が)ストイックな話なので、あまり引っ張られないように、現場を楽しくしたい」と理由を述べ、座長らしい一面を覗かせた。

 さらに、この4人が家族だったらとの質問にフリップで答えるコーナーで「あ……! なるほど」と何かを理解した表情を浮かべる二宮。ステージ上でシンキングタイムがあると思っていた4人は同じ解答を出したので、その場で焦って並び替えるというプチハプニングも。無事、回答をまとめた二宮は、父は二宮、母が濱田、兄が賀来、妹を多部と選択。濱田を母に選んだ理由について「岳くんは、公でのしゃべり方が優しいよね」と理由を解答すると、濱田が「公……?」と不服そうにしてみせて、仲の睦まじさに会場を和ませた。

『インビジブル』

(左から)桐谷健太、高橋一生、柴咲コウ、有岡大貴

 続いて登場したのは、凶悪犯“クリミナルズ”を捕らえるため、刑事と犯罪コーディネーターの2人が異色のバディを組む犯罪エンターテインメント金曜ドラマ『インビジブル』のメンバーから、主演の高橋、柴咲コウ、有岡大貴、桐谷健太が登壇。

高橋一生

 本作で主人公となる刑事・志村貴文を演じる高橋は、ドラマについて「会話劇や緊迫した雰囲気、アクションが見どころです。(マイファミリーのノンストップファミリーエンターテインメントを受けて)僕らもノンストップで、こんなに動くことになるとはと慌てています(笑)。かなりハードなのだろうと予想していたので、体を鍛えたら衣装合わせのときに作っていただいたスーツが入らなくなってしまいました」と話した。

有岡大貴

 トークセッション中「もしも透明人間になったら」との問いを受けて、捜査一課の刑事・磯ヶ谷潔を演じる有岡は「あまりスポーツに詳しくはないのですが、昨日プロ野球が開幕してテレビ中継をグループのみんなで観ていて」と前置きをした上で、「打者さんの反対側のバッターボックスに立って、特等席でスポーツ観戦をしてみたいです」とコメント。これを聞いた桐谷が「え? めっちゃ危ないやん……」とツッコミ。有岡は「危ないですかね? ある程度距離あるから、大丈夫ですかね?」と折れずに主張。これを聞いた桐谷から「かわいいな……」と言われ、照れ臭そうに笑みを浮かべた。

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