『ムチャブリ!』第9話は雛子の決断が見どころに 坪倉由幸「ムカつかれれば本望」

 毎週水曜22時より日本テレビ系で放送中の高畑充希主演ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』に出演している坪倉由幸(我が家)からコメントが到着した。

 30歳OL、出世欲ナシ彼氏ナシ、でも「今のままでいいのか?」と思い悩む等身大のキャラクター・高梨雛子を、主演の高畑が演じる本作。社長秘書として無理難題に振り回されてきた雛子にある日突然、「子会社の社長就任」という特大のムチャブリが降りかかる。さらに、ナマイキ部下とカリスマ上司との間で揺れ動く“恋の予感”も。物語は、ヒロイン雛子が仕事や恋に体当たりで乗り越えていく様子を通して、ひとりの女性として素敵に成長していく姿を描く。

 3月9日放送の第9話では、大牙(志尊淳)に思いを打ち明けられた雛子(高畑充希)が、彼を抱きしめ返してしまう。しかし、自分が誰を好きなのかはわからないまま、社長を退任してマスコミに追われる浅海(松田翔太)を自宅で匿うことになる。一緒にカレーを食べたり、遊園地に行ったり、社長業から解き放たれて、雛子と過ごす日常を楽しむ浅海。そんな浅海との暮らしにときめく雛子だったが、そこに大牙が現れ……。一方、浅海を追い出した葛󠄀原が事業縮小に向けて動き出し、雛子の会社の先行きにも暗雲が立ち込める。

 浅海を社長から解任すべく、これまで密かにクーデターの準備を進めていた専務・葛󠄀原。第8話では、雛子率いるリレーション・フーズへの妨害工作の数々も裏で操ってきたことが明らかになった。そんな本作の鍵を握る登場人物である葛󠄀原を演じる坪倉は、物語終盤の見どころについて「心が真っ直ぐな人、他人を喜ばせようとしている人が最終的には勝つのかな?という、勝負じゃないですけど、その戦いと、雛子が何を選ぶのかが見どころですね」とコメントを寄せた。

坪倉由幸(我が家)コメント

葛󠄀原役を務めるにあたってどんなことを考えながら演じていたか

演出の方やプロデューサーさんと「最初から、何かを企んでいるような怪しい雰囲気は出さなくていい」と話し合っていたので、当初は大牙に対してもニコニコと話を聞いてあげる優しい良い上司に見えるように心がけて演じていました。8話放送後は、「クズ」ってネットで書かれたりしてますけど(笑)。役を離れると心苦しいですけど、そんな感情を出してしまうとダメなので、共演の皆さんのことは大好きですけど大嫌いになろうと思ってました(笑)。

共演者との現場での雰囲気について

松田さんからは「そんなこと言います?」とか「そんなに裏切ります?」とか現場で言われながら、撮影してました(笑)。人生で松田さんに偉そうな口をきくことなんてないので(撮影前は)言えるかな?って思っていたんですけど、松田さんはすごくセリフを言いやすくしてくださっているというか……9話で「お前が大嫌いなんだよ」というセリフがあるんですけれど、松田さんが僕に嫌いだと言いやすい雰囲気をお芝居で出して下さったのを感じて、自然と言うことができました。
高畑さんもリアクション芝居をすごくしてくださるので、やりやすくしてくださっていると感じています。雛子が「葛󠄀原を認めていない」「私はあなたなんかより、浅海社長を尊敬しています」というお芝居をしてくれて、自然と「こいつを潰してやろう」「浅海に負けるか」って気持ちにさせてもらって、とても引き立てていただいた感じはあります(笑)。
志尊君はお芝居もとても上手で、すごいなと現場でも感心していたんですけど、同じ事務所ですし今回の現場では唯一の顔見知りだったので、話しかけやすくて助かりました。たまにスタッフさんが志尊君との2SをSNS用に撮ってくれたりするんですけど、いつも「隣りに並んで下さい」って注意されてました。志尊君は顔が小さすぎるので。「ごめんなさい。僕は下がらせてください」って(笑)。

9話と最終話に向けての見どころ

心が真っ直ぐな人、他人を喜ばせようとしている人が最終的には勝つのかな?という、勝負じゃないですけど、その戦いと、雛子が何を選ぶのかが見どころですね。

葛󠄀原役へのネットの反応について

(視聴者には)是非、ムカついて頂きたいな、と。ムカつかれれば本望だと思うんですけど……葛󠄀原という役名がそこまで浸透してないのか、ネットで調べると「坪倉ムカつく」と……違いますよね? 僕じゃないでしょ、葛󠄀原がむかつくんでしょって(笑)。「葛󠄀原(坪倉)がムカつく」はまだギリですけど。ドラマも終盤ですが、ぜひ役名を覚えていただきたいです。名は体を表すということで、葛󠄀原(くずはら)、クズということで覚えていただければ覚えやすいかと思います(笑)。

■放送情報
『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』
日本テレビ系にて、毎週水曜22:00〜23:00放送中
出演:高畑充希、志尊淳、松田翔太、夏帆、荒川良々、笠松将、山田真歩、忍成修吾、神保悟志、坪倉由幸(我が家)、片山友希、坂本慶介、松岡広大、優香、草刈民代
脚本:渡邉真子
演出:猪股隆一、狩山俊輔
音楽:河野伸
チーフプロデューサー:加藤正俊
プロデューサー:鈴木亜希乃、柳内久仁子(AX-ON)
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ
(c)日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/muchaburi/
公式Twitter:@muchaburi_ntv

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