松坂桃李が『THE BATMAN』を語るメッセージ映像公開 「本当に圧倒されました!」
俳優の松坂桃李が、3月11日公開のハリウッド映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のテレビスポットに出演、あわせてメッセージ映像が公開された。
本作は、クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』トリロジー以来となるバットマンの単独映画。世界の嘘を暴き、世の中を恐怖で支配する最狂の知能犯リドラーが登場し、バットマンの嘘と狂気に変貌していく姿が暴かれる。サスペンスの要素が色濃く、知能犯リドラーが社会に蔓延した“嘘”を暴いていくところから物語が始まる本作。そして最後の標的は、若き日の青年ブルース。彼の“嘘”が暴かれ、本性が狂気に変貌していく。
今回、日本では端正な顔立ちの奥に見える人間の深みや思考の深さを数多くの作品で表現してきた松坂が、ロバート・パティンソン演じる主人公ブルースの姿に重ね合わせられ、本作のテレビスポットへ出演することが決定。あわせて公開となったメッセージ映像では、バットマン好きでもあったという松坂が鑑賞後に興奮冷めやらぬ様子で語る様子が収められている。
映画を観終えて「ものすごい見応えがありました、すごいものを見たなと。本当に圧倒されました!」と第一声。 さらに「バットマンというよりかはブルース本人の物語が多かったです。ブルースと一緒に選択を迫られている感じがしましたね。ブルースと一緒に謎を解き明かしながら進んでいき、物語が進むと同時に選択も迫られて、緊張の糸が張り巡らされていた感じが堪らなかったです。息をのむってこういうことだな!と感じました」と“謎解きサスペンスアクション”である本作について、ブルースと一緒に謎を解き選択を迫られる緊張感やスリリングなストーリー展開への没入感に熱がこもる。
マスクをしたままでのパティンソン演じるバットマンの瞳の芝居が印象的だったようで、「瞳の中で見せる彼の感情の揺らぎや数少ない台詞の中に込められた秘めたるものの表現に刺激を受けた」と同じ役者としてマスクで顔が半分隠れている中でも伝わってくるエモーショナルな演技に同じ役者として共鳴した。
また、今回描かれるバットマン2年目の姿は、「未熟さゆえ、より身近なバットマンに感じました。2年という月日が浅い中で、経験や悩みや葛藤を踏まえて(徐々に)“バットマン”になっていく。そういう成長過程を存分に味わうことができて、とても人間味が溢れていました」と振り返った。
■公開情報
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』
3月11日(金)劇場公開
監督:マット・リーヴス
脚本:マット・リーヴス、マットソン・トムリン
出演:ロバート・パティンソン、コリン・ファレル、ポール・ダノ、ゾーイ・クラヴィッツ、ジョン・タトゥーロ、アンディ・サーキス、ジェフリー・ライトほか
配給:ワーナー・ブラザース
(c)2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (c)DC
公式サイト:thebatman-movie.jp