岸井ゆきのと浜辺美波が見つめ合う 『やがて海へと届く』ポスター&本予告公開

 4月1日公開の岸井ゆきの主演映画『やがて海へと届く』の本予告とポスタービジュアルが公開された。

 本作は、彩瀬まるによる同名小説を映画化する人間ドラマ。突然消息を絶った親友の死を受け入れられずにいる主人公が、深い悲しみを抱えながらも前に踏み出そうとする姿を見つめる、喪失から再生へと向かう物語を描く。監督・脚本『四月の永い夢』『わたしは光をにぎっている』の中川龍太郎が務めた。

 公開された本予告は、物語の始まりとなる真奈(岸井ゆきの)とすみれ(浜辺美波)の出会いから映し出される。引っ込み思案の真奈は、自由奔放でミステリアスなすみれに惹かれ親友となるが、突然真奈の前からすみれは姿を消す。すみれは、大切にしていたビデオカメラに “秘密”を残していた。すみれの恋人・遠野(杉野遥亮)から知らされるすみれとの思い出や、天真爛漫にみえた彼女の知られざる想い、旅先の高台ですみれが口にした「私たちには、世界の片面しか見えていないと思うんだよね」という言葉の意味とは……。身の回りに残された断片的な“痕跡”を辿りながら、真奈は本当の“すみれ”を探す旅に出る。「二度と会えない、あなたの秘密を知った時、愛しさと切なさがあふれ出す」というナレーションとともに、真奈の旅中の抒情的な映像とともに綴られる。映像では、真奈の同僚・国木田役の中崎敏、すみれの母親役の鶴田真由のほか、中嶋朋子、新谷ゆづみ、光石研らの姿も映し出されている。

岸井ゆきの主演映画『やがて海へと届く』本予告編

 あわせて公開された本ポスタービジュアルには、「ふかく、ふかく、あなたを想いつづける」というキャッチコピーと、間近に見つめ合う真奈とすみれの横顔が写し出されている。

■公開情報
『やがて海へと届く』
4月1日(金)公開
出演:岸井ゆきの、浜辺美波、杉野遥亮、中崎敏、鶴田真由、中嶋朋子、新谷ゆづみ、光石研
監督・脚本:中川龍太郎
原作:彩瀬まる『やがて海へと届く』(講談社文庫)
配給:ビターズ・エンド
2022年/日本/カラー/アメリカンビスタ/DCP/5.1ch/126分
(c)2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
公式サイト:https://bitters.co.jp/yagate/

関連記事