ドウェイン・ジョンソン、ジョー・ローガン騒動の発言を謝罪 「把握できていなかった」

 音楽ストリーミングサービスSpotifyのポッドキャスト番組『The Joe Rogan Experience(原題)』で司会を務めるジョー・ローガンの騒動に関し、ドウェイン・ジョンソンがコメントした。

 現在、ローガンが番組内で共有する新型コロナウイルス関連の情報などを巡って、ニール・ヤングをはじめとするミュージシャンらが抗議し、Spotifyから自身の楽曲を削除(要請)するなどの事態となっている。

 また、シンガーソングライターのインディア・アリーは、Spotifyから自身の音楽を取り下げる理由をInstagramに投稿し、ローガンの「人種について用いる言葉遣い」や報酬について異議を唱えている。

 ジョンソンは以前、ローガンがInstagramにて投稿したSpotify論争についてコメントしているビデオに対し、「素晴らしい。明確に述べられている。いつかあなたと一緒にテキーラが飲める日を楽しみにしている」とコメントしていた。

 
 
 
 
 
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 しかしジョンソンはその後、自身のコメントについて考えを改めているようで、「多くの人にとってヒーローであるあなたが、何十回にも渡りNワードを使用し、笑っていたジョー・ローガンを支持するために、自分のプラットフォームを使うことは、あなたのパワー(影響力)の酷い使い方です」などのコメントに対し、「私はコメントをしたとき、彼がNワードを使用していることについて把握できていなかった。しかし今は彼の話について理解している」「不快感を与えて申し訳ありませんでした」とTwitterでコメントしている。

 また、インディア・アリーの投稿が出回ったあと、ローガンはInstagramを通じて、「白人がその言葉を使用することが許される会話などなく、ましてやポッドキャストなど、公の場で発言することなどあり得ないことであると理解しています」と謝罪している。

 Spotifyはここ数日、ローガンのポッドキャストから100以上のエピソードを削除している。

参照

https://deadline.com/2022/02/dwayne-the-rock-johnson-waivers-on-joe-rogan-support-1234927376/
https://deadline.com/2022/02/spotifys-joe-rogan-apologizes-for-use-of-n-word-in-clips-circulated-by-india-arie-1234927245/

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