【ネタバレあり】トム・ホランドら、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』反響に喜び

 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の共同インタビューがZoomで行われ、トム・ホランド、トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールドが参加した。

※以下、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に関するネタバレあり

トム・ホランド(写真=REX/アフロ)

 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の全世界累計興行収入は1月23日時点で16億9111万0988ドル(約1928億円)となり、全世界累計興行収入の歴代6位を記録。これを受け、ピーター・パーカーを演じたトム・ホランドは「この映画が世界中で愛されることは分かっていたよ。けれど、これほどまでとは思っていなかった。今、僕が一番好きなことは、インターネットを通して、君たちが登場するシーンを観たファンのリアクションを見ることなんだ。こんなにみんなに受け入れられているなんて、想像もつかなかったよ」と、映画公開後の反響について喜びを明かした。

 加えて『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は公開前より、過去の『スパイダーマン』シリーズでピーター・パーカー/スパイダーマンを演じたマグワイアとガーフィールドが出演しているのではないかという噂が飛び交っており、彼らは度々その噂を否定してきた経緯がある。マグワイアは「僕はトムとアンドリューの出演したシリーズの大ファン。だから(この作品への出演は)興味深かったけれど、『さて、どうするんだろう』という気持ちもあった。ミステリアスな感じもしたしね」と出演オファーを受けたときの気持ちを振り返る。

アンドリュー・ガーフィールド(写真:Shutterstock/アフロ)

 また、ガーフィールドは「トビーがやるなら、やるしかないでしょう。僕は地の果てまでトビーについて行くよ! でも、この話を持ちかけられたとき、やっぱりトビーが言っていたことと似たような感情になったんだ。この作品にはとても純粋な意図が感じられる。素晴らしくクリエイティブなアイデアであり、素晴らしくクリエイティブなストーリーだと思うよ」

 同インタビューは3人のトークでファンを楽しませることにとどまらず、事前にアカデミー会員の興味を引くことにより、投票前にインタビューや映画を観てもらうことへの狙いも含まれているよう。アカデミー賞の投票者はインディペンデント系の作品をノミネートする傾向がある。しかし、そのような背景から、MCUの『ブラックパンサー』(2018年)が2019年にアメコミ映画として史上初のアカデミー賞作品賞ノミネートという快挙を成し遂げた。以降、コミック原作映画がそれに続いていない。よって今回、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のノミネートには大いに期待が集まる。

参考

https://deadline.com/2022/01/tom-holland-tobey-maguire-andrew-garfield-joint-interview-spider-man-no-way-home-1234920480/

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