“キングスマン”の存在理由とは? オックスフォード公役のレイフ・ファインズが語る

 映画『キングスマン:ファースト・エージェント』に出演するレイフ・ファインズのコメントが公開された。

 表の顔は高貴なる英国紳士、裏の顔は世界最強のスパイ組織の“キングスマン”が活躍するスパイアクションシリーズ、『キングスマン』(2015年)、『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2018年)。世界中で大ヒットを記録した人気シリーズの最新作が12月24日のクリスマスイブに日本公開を迎える。

 コリン・ファース演じるハリー・ハート、そしてタロン・エジャトン演じるエグジーが活躍してきた『キングスマン』シリーズだが、巨大な陰謀を阻止してきたキングスマンの“誕生秘話”を描く本作では、オックスフォード公とその息子のコンラッド(ハリス・ディキンソン)が新たなシリーズの幕開けを飾る。主人公のオックスフォード公を演じるファインズは英国を代表する俳優の一人で、『ハリー・ポッター』シリーズのヴォルデモート卿役、現在最新作が公開中の『007』シリーズのM役で知られ、映画のみならず、舞台俳優や監督として幅広く活躍する俳優だ。

 『キングスマン』シリーズに新たに加わった彼は、「私の台詞は、1作目でのハリー・ハートの台詞と内容的には同じだ」と、ハリーの台詞がオックスフォード公の台詞に影響を及ぼしていると語る。そして“キングスマン”について「キングスマンとはどうあるべきか。人命を守り、持続させることが使命。キングスマンは、一国家が運営する諜報機関の役所仕事から切り離された、どの国家にも属さないスパイ機関だ。それは、平和と人類愛という原則を大切に持ち続けるためであり、それが彼らの存在理由でもある」と、圧力や暴力ではなく、平和や人類が紡ぐ愛を守りながら、世界の危機を救うという“キングスマン”の存在意義を明かした。

■公開情報
『キングスマン:ファースト・エージェント』
12月24日(金)全国公開
監督:マシュー・ヴォーン
出演:レイフ・ファインズ、ハリス・ディキンソン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(c)2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
公式サイト:https://www.20thcenturystudios.jp/movie/kingsman_fa.html

関連記事