ウィル・ポールター演じるアダムとは？　ジェイク・ギレンホールは新アメコミ映画で主演に

　こんにちは、杉山すぴ豊です。ここ最近のマーベル、DCのアメコミヒーロー映画まわりのニュースや気になった噂をセレクト、解説付きでお届けします！

　ジェームズ・ガン監督が準備中の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ第3作『Guardians of the Galaxy Vol. 3（原題）』（2023年5月5日全米公開と言われています）について、大きなニュースがありました。この映画に登場する新キャラ、アダム・ウォーロックを『ミッドサマー』のウィル・ポールターが演じることになりました。ガン監督が自身のTwitterで認めました。

　このアダムというキャラは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：リミックス』のおまけシーンで存在が示唆されていました。ソヴリン星のアイーシャ（エリザベス・デビッキ）が、ガーディアンズへの復讐のために、黄金のサナギのようなものに包まれたなにかを創ったことがわかる。そしてアイーシャがそれを“アダム”と呼ぶのです。

　マーベル・コミックでのアダムは、アダム・ウォーロックと呼ばれるスーパー人造人間・アダム。もともとは『ファンタスティック・フォー』のコミックでデビュー。悪の科学者軍団が作ったという設定でその時は“HIM（彼）”と呼ばれていました。僕が読んだ翻訳コミックではマイティ・ソーと戦っていました。つまりソーと渡り合えるぐらいすごいパワーの持ち主です。後に宇宙系のヒーロー、アダム・ウォーロックとなります。またコミックでのサノスのインフィニティ・ガントレットのエピソードでは重要な役割を果たします。

　MCUでは設定（オリジン）を変えて登場というわけですね。ウィル・ポールターがどのようにアダムを演じるのか楽しみです。