城田優、『古見さんは、コミュ症です。』に高校生役で出演 「共感する箇所の多い物語」
NHKよるドラ枠で放送中のドラマ『古見さんは、コミュ症です。』に城田優が出演していることが発表された。
本作は、『週刊少年サンデー』にて連載中の漫画『古見さんは、コミュ症です。』を実写化した青春ドラマ。ごくふつうの男子高校生とちょっと風変わりな女子高校生とのふれあいを通して、“人付き合い”でたまに胸が締め付けられる全ての人たちに、癒しのひとときを届ける。
脚本を『スカーレット』(NHK総合)の水橋文美江、総合演出を『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)などの瑠東東一郎が担当。主人公の男子・只野仁人を増田貴久、ヒロイン・古見硝子を池田エライザが演じるほか、ゆうたろう、筧美和子、大西礼芳らがキャストに名を連ねている。
城田が演じるのは、クセの強い男子転校生・成瀬詩守斗。名前が示すとおり、成瀬は強烈なナルシストで、その個性を買われ、いきなり文化祭の出し物の進行係に抜てきされる。只野や古見はその個性をすんなりと受け入れ、新たな仲間として迎え入れていく。
成瀬を演じることについて、城田は「年齢的に高校生役を演じるのは限界を超えている自覚がありながらも(笑)、非常に共感する箇所の多い物語や、魅力的なキャラクター達に惹かれ、また、僕と同じく35歳にして、果敢に只野仁人役を演じている増田くんや、役者に寄り添った丁寧な役作りをサポートして下さる瑠東東一郎監督の存在も大きな力となり、勇気を持って演じさせていただきました」とコメントを寄せている。
コメント
城田優(成瀬詩守斗役)
この度、成瀬詩守斗役のオファーをいただき、年齢的に高校生役を演じるのは限界を超えている自覚がありながらも(笑)、非常に共感する箇所の多い物語や、魅力的なキャラクター達に惹かれ、また、僕と同じく35歳にして、果敢に只野仁人役を演じている増田くんや、役者に寄り添った丁寧な役作りをサポートして下さる瑠東東一郎監督の存在も大きな力となり、勇気を持って演じさせていただきました
今作の題材の一つでもある“コミュニケーション障害”もそうですが、人は誰だって、一つや二つ、コンプレックスを抱えて生きていると思います。この作品の登場人物も皆そうですが“みんなと違う”ことは決して恥ずべきことではありません。
むしろ誇らしいことです。この作品を通して、視聴者の皆様が、少しでも“自分”のことを誇りに、大切に思ってくれたらうれしいです。そして、不器用な彼らが、必死に支え合い、精一杯高校生活を送る姿は、きっとあなたに、たくさんの笑顔と、ほんの少しの勇気を分けてくれると思います。
最終回までどうぞよろしくお願いします!
■放送情報
『古見さんは、コミュ症です。』
NHK総合にて、毎週月曜22:45〜23:15放送(全8回)
出演:増田貴久、池田エライザ、吉川愛、ゆうたろう、溝端淳平、筧美和子、大西礼芳、城田優ほか
語り:高橋克実
原作:オダトモヒト
脚本:水橋文美江
音楽:瀬川英史
主題歌:aiko
制作統括:樋口俊一(NHK)、高城朝子(テレビマンユニオン)
プロデューサー:大沼宏行(テレビマンユニオン)
演出 :岡下慶仁(テレビマンユニオン)、石井永二(テレビマンユニオン)
総合演出:瑠東東一郎(メディアプルポ)
写真提供=NHK