福山あさき&畠山航輔、ウエスタン衣装で登場 仏アニメ映画『カラミティ』の魅力を語る

 アヌシー国際アニメーション映画祭2020の最高賞に当たるクリスタル賞に輝いた『CALAMITY カラミティ』の特別試写会舞台挨拶が、映画祭『世界の秀作アニメーション 2021 秋編』の特別企画として9月5日に東京都写真美術館ホールにて開催。主役のマーサを演じた福山あさき、マーサに恋心を抱く幼なじみのイーサン役の畠山航輔が登壇した。

 本作は、『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』のレミ・シャイエ監督の新作。アメリカの西部開拓時代を舞台に、“平原の女王”と呼ばれた女性ガンマンでジェンダーレスな生き方を選択した最初の女性、カラミティ・ジェーン/マーサ・ジェーン・キャナリーの少女時代を描いている。会場には事前に映画の公式SNSを通じて抽選参加した「カラミティ応援団」が集まった。

 西部開拓時代が舞台となっている『カラミティ』にちなみ、2人はウエスタンな衣装で登場。福山は「マーサと同じ衣装を作っていただけるなんて思ってもいなかったのですごく嬉しいです」と笑みを見せる。畠山はだいぶオーバーサイズの衣装となったのか、ダイエットのビフォーアフターのようなお決まりのポーズで会場を笑わせた。

 福山は本作で初の主演を務めることになった。「決まった時は信じられなくて、そこから夢を見るようになりまして。マネージャーさんから『急遽変わったから』とか言われるんじゃないかなっていうぐらい信じられなくて。収録日、本番を迎えるまでは何が起こるか分からないからいろんな覚悟をしていました。無事収録を迎えられて、夢じゃないんだって、今こういう場に立てていることも本当に嬉しいです」と熱い思いを述べる。

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