前田航基、『おかえりモネ』出演を語る

前田航基、『おかえりモネ』金髪姿の反応は? 「思ったよりは好評でした(笑)」

 毎週月曜日から土曜日まで(土曜日は1週間の振り返り)放送されているNHKの連続テレビ小説『おかえりモネ』。第3週から登場する前田航基より、コメントが寄せられた。

 本作は、「海の町」宮城県・気仙沼で生まれ育ち、「森の町」登米で青春を送るヒロイン百音(清原果耶)が、“気象予報”という「天気」にとことん向き合う仕事を通じて、人々に幸せな「未来」を届けてゆく、希望の物語。

 前田が演じるのは、百音の幼なじみの1人、後藤三生。第12話の最後に、三生が「かくまってほしい」と永浦家に訪れた。

 前田が連続テレビ小説に出演するのは第83作目『てっぱん』以来。当時、小学生だった前田は、「あのときは受験をしながらだったので、共演者の皆さんに勉強を見てもらったり、いろいろとお世話になりました。今回は僕の年齢も上がったので年が下の子も3人くらいいます。自分も大人になったなと、最年少者じゃなくなっていくんだなと実感しているところです」と時間の経過に感慨深い様子。

 演じる三生については、「最初お話をいただいたときは、寺の息子なので由緒正しいおとなしい子だと思ってましたが、実際に台本を読むととても明るくて、印象が変わりました。三生は悩みを抱えながらも、永浦家や幼なじみたちに助けてもらって、また頑張るぞと奮起して、でもだめで恐る恐る帰ってきてみたいなところがすごくかわいらしく、愛着が湧きました」とコメント。

 また、三生は自身にも似ているようで、「僕も4歳ぐらいから芸能の仕事をしていて、楽しくお芝居している中でも、本当に自分のしたいことはこれなのかと考えたことがありました。最終的に『お芝居を仕事にしたい』と決意したんですが、三生も寺に生まれて、そのまま坊さんになるしかないのかという悩みがある役柄。僕にとっては共感できる部分が多かったです」と共通点を語った。

 三生の金髪姿については、「僕は昔から昭和顔とか昔の日本人っぽい顔って言われていたんです。自分もそう思っていたので、金髪になったら面白いだろうなーって思っていたんですけど、なってみたら思ったほどでもなくて(笑)。染めた後に、友達とオンライン飲みをする機会があって、急に金髪の僕が何の予告もなしに現れるわけです。最初は『え? 何それ? フィルター?』って言われたんですけど、『役で染めている』と言ったら、すぐに『そっちの方がいいんじゃない』と言われることも意外とあって。そうなんだと。思ったよりは好評でした(笑)」と周囲からもいい反応があったことを明かしてくれた。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
出演:清原果耶、内野聖陽、鈴木京香、蒔田彩珠、藤竜也、竹下景子、夏木マリ、坂口健太郎、浜野謙太、でんでん、西島秀俊、永瀬廉、恒松祐里、前田航基、高田彪我、浅野忠信ほか
脚本:安達奈緒子
制作統括:吉永証、須崎岳
プロデューサー:上田明子
演出:一木正恵、梶原登城、桑野智宏、津田温子ほか
写真提供=NHK

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