鈴木亮平が吉岡里帆に不意打ちキス 『レンアイ漫画家』刈部がついに恋愛解禁

 美波(内田理央)はレン(岩田琉聖)に母親であることを伝えてしまう。さらに刈部(鈴木亮平)とあいこ(吉岡里帆)はそれぞれの恋愛に決着をつけることに。『レンアイ漫画家』(フジテレビ系)第8話では、あいこが伝えた想いに刈部が答える。しっかりと真正面から向き合っていく登場人物たちの姿に胸を打たれる回となった。

 レンとの接触に成功した美波は、再び刈部の家を訪れる。レンと刈部と3人で暮らしたいと話す美波に、刈部は動揺を隠せなかった。そしてあいこの告白もまた、刈部をソワソワさせてしまう要因に。美波かあいこのどちらかを選ばなければいけない状況に加え、レンを母親の元に戻すべきかを考えることになった刈部はすっかり頭を悩ませていた。一方、二階堂(眞栄田郷敦)から公園に呼び出されたあいこは、告白されてしまう。しかしきっぱり断り、今の自分は刈部に気持ちがあることを説明。当の刈部はいよいよ心を決め、美波との縁を断ち切りあいこの元へと向かう。そして「解禁しようと思う」「相手は君だ」と、あいことの恋愛に前向きになることを告げ、不意にキスをする。

 あれだけ人間嫌いだった刈部が、キスで気持ちを伝えるまでになった。あいこやレンとの交流ですっかり心を開いた刈部は、自然と表情も生き生きとしてくる。これまでは不器用さが全面に出ており、心も閉ざし、笑顔やリラックスした姿はあまり見せてこなかった。しかし第7話では刈部の表情がくるくると変化し、あいことレンと美波のそれぞれの立場を考えながら思い悩む姿に思わず胸がキュンとしてしまう。レンに対しても本当の母親と暮らした方がいいのではないかと思いやり、あいこが出ていくことにも動揺を見せ心配していた刈部。あいこに気持ちを伝えるときも、言葉に詰まりながらも一生懸命、丁寧に向き合おうとしていた。そしてラストは思わずドキッとしてしまうような勢いのあるキスをする。刈部の心が、あいこと共に前に進もうとしている強い気持ちを感じられるシーンとなった。

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