のん監督作『Ribbon』上海国際映画祭公式出品決定 リボンに身を包んだメインビジュアルも

 のんが脚本、監督、主演を務める映画『Ribbon』が第24回上海国際映画祭の特別招待作品としてGALA部門に選出され、公式出品が決定した。

 本作は、監督・のんによる初の劇場長編作品。多くの卒業式がなくなり青春を奪われていく学生たちの悲しみを目の当たりにしたのんが、世の中の擦りきれた思いを少しでもすくい上げたいという思いで企画された。コロナ禍の美大生の“再生”の物語となる。

 1993年に開始され今年で第24回を迎える上海国際映画祭は、国際映画製作者連盟の公認を受ける中国で唯一の国際映画祭であり、世界12大映画祭の一つに数えられるアジア最大規模の映画祭。世界中から集まった数千本の作品から例年500作品近くの映画が上映される中で、GALA部門に選出されるのは数作品。 『Ribbon』の上映は本映画祭が初となり、上海でワールドプレミアを迎える。のんは登壇はできないが、上映前にビデオメッセージで登場予定とのこと。

 また、あわせてメインビジュアルが公開。本作では主人公の様々な感情の流れをリボンで表現しており、のんが絡み合う大量のリボンに身を包むデザインとなっている。衣装は、リボンの色合いやバランスなど細部にまでこだわり、のん自身が制作。正面を見つめる印象的な眼差しと共に、「ゴミじゃない。」というキャッチコピーが添えれれた一枚となっている。

■公開情報
『Ribbon』
2022年公開予定
脚本・監督・主演:のん
特撮:樋口真嗣
特撮プロデューサー:尾上克郎
製作統括:福田淳
エグゼクティブ・プロデューサー:宮川朋之
クリエイティブ スーパーバイザー:神崎将臣、滝沢充子
プロデューサー:中林千賀子
企画:のん
制作プロダクション:ブースタープロジェクト
製作:日本映画専門チャンネル、non、スピーディ、コミディア、インクアンク
(c)「Ribbon」フィルムパートナーズ

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