1920年代パリがニューヨークに変貌!? 『トムとジェリー』ロケーションの裏側が明らかに

 3月19日に公開となる『トムとジェリー』。美術スタッフが2カ月かけて作り上げたロケーションの裏側が明かされた。

 常に追いかけっこを繰り広げる、多才だけどお調子者でドジなネコのトムと、外見はかわいいがずる賢くて容赦ないネズミのジェリーのコンビ。本作は、誕生80周年を迎える『トムとジェリー』を実写映画化したもの。『ファンタスティック・フォー』『シャフト』のティム・ストーリーが監督を務め、キャストには『キック・アス』シリーズのクロエ・グレース・モレッツ、『アントマン』シリーズのマイケル・ペーニャ、『ハングオーバー!』シリーズのケン・チョン、『サタデー・ナイト・ライヴ』のコリン・ジョスト、『スキャンダル』のロブ・ディレイニーらが名を連ねる。

 本作は、モレッツ演じるケイラが新人スタッフとして働くニューヨークにある一流ホテル“ロイヤル・ゲート・ホテル”を舞台に、世界中が注目する「世紀のウェディングパーティー」をいつものケンカで台無しにしてしまったトムとジェリーが、タッグを組んで奇跡を起こす。劇中の舞台はニューヨークだが、撮影は英国リーブスデンにあるワーナー・ブラザース・スタジオと2カ所のロケーションで行われた。

 ロケーションのひとつはロンドンのバタシー・パーク、もうひとつはロンドンから32キロほど離れたスラウ地区のフルマ―・ウッド。バタシー・パークは人通りの多いエリアが使用され、作中ではセントラルパークに来たトムがキーボードで演奏を披露するシーンに登場している。スタッフは正確を期すため、ニューヨーク市内に大人数の撮影隊を送り、実景を撮影した。

 そしてストーリーの大半を占める“ロイヤル・ゲート・ホテル”は、ニューヨークのプラザホテルやウォルドーフ・アストリアに匹敵する一流ホテルという設定となっており、トムとジェリーのハチャメチャな大ゲンカの舞台になるとは想像もつかないほど、豪華絢爛で洗練された作りになっている。なお、ホテルのエントランス部分は、リーブスデンのスタジオにある『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のオープンセットをリニューアルしたもの。さらに『ファンタスティック・ビースト』の撮影で使われたスチーム発生装置は本作でも再び使用されている。美術チームはこの装置をオープンセットの道路の下に設置し、マンホールから立ちのぼる蒸気を再現、マンハッタンの景観を一段とリアルに表現することに成功した。美術チームは2カ月がかりで1920年代のパリの街並みを、現在のニューヨーク市内のように一変させ、トムとジェリーが存分に大暴れできるロケーションを作り上げた。

 ティム・ストーリー監督は、「この作品では、長い歴史を誇る名コンビに空前の大舞台を用意しました。いつもなら、たとえば民家が舞台になるところですが、今回のふたりは広いホテルに身を置き、生身の人間と交わります。言葉のやりとりは無理としても、ばっちり絡みますよ!」とコメントを寄せている。

■公開情報
『トムとジェリー』
3月19日(金)公開
監督:ティム・ストーリー
出演:クロエ・グレース・モレッツ、マイケル・ペーニャ、ケン・チョン、コリン・ジョスト、ロブ・ディレイニー
日本語吹替版キャスト:水瀬いのり、木村昴、大塚芳忠、千葉繁、坂本真綾、日野聡、浪川大輔、新谷真弓、霜降り明星、飯豊まりえ
日本語吹替版主題歌:瑛人 「ピース オブ ケーク」(A.S.A.B)
配給:ワーナー・ブラザース映画
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