江戸川乱歩の短編小説を大胆に翻案 栗林藍希×波岡一喜『聖なる蝶 赤い部屋』公開決定
栗林藍希と波岡一喜が共演する映画『聖なる蝶 赤い部屋』が、4月16日よりシネマート新宿にて公開されることが決定した。
2019年公開の『メビウスの悪女 赤い部屋』、4月2日公開の『裸の天使 赤い部屋』に続く『赤い部屋』シリーズの第3弾となる本作は、江戸川乱歩の短編小説『悪魔人形』を脚色したエロティック・サスペンス。『赤い部屋』シリーズの前2作を手がけ、江戸川乱歩の小説を原作に妖艶な世界を作り続ける窪田将治が監督を務めた。
女子生徒への盗撮が発覚し、全てを失った元高校教師・杉浦の前に、元勤務先の制服を着た少女・ルミが現れる。なりゆきで関係を持ち愛欲に溺れる2人は、美しくも悲しい運命を辿る。
“変態教師”と騒がれ無職となった杉浦の前に突如現れ、世間の声とは裏腹に杉浦に言い寄るルミを演じるのは、若手女優の登竜門「美少女図鑑」で注目を集め芸能界デビューし、映画『クロガラス』や『クローゼット』に出演、昨年には音楽活動も開始した栗林。そしてルミに惹かれるうち、執着し束縛するようになる元高校教師・杉浦を、Netflixドラマ『火花』や、映画『図書館戦争』シリーズ、『探偵はBARにいる』シリーズ、NHK連続テレビ小説『わろてんか』など数多くの映画・ドラマに出演する波岡が演じた。そのほか、柾木玲弥、柳憂怜、木下ほうか、草野康太らが出演する。
公開されたポスタービジュアルでは、ヒロイン・ルミのまっすぐな視線と、うつむく杉浦の表情が写し出され、「蝶々のようになりたい…」とコピーが添えられている。
■公開情報
映画『聖なる蝶 赤い部屋』
4月16日(金)より、シネマート新宿にて2週間限定レイトショー
出演:栗林藍希、波岡一喜、柾木玲弥、柳憂怜、木下ほうか、草野康太
原案:江戸川乱歩『悪魔人形』
監督・脚本・編集:窪田将治
エグゼクティブプロデューサー:村上潔
プロデューサー:山口幸彦、宮下昇
製作:キングレコード、フェイスエンタテインメント
企画・製作プロダクション:フェイスエンタテインメント
配給:キングレコード
2020年/日本/カラー/75分
(c)2021「聖なる蝶 赤い部屋」製作委員会