『シン・エヴァンゲリオン劇場版』新たな公開日が3月8日に決定 初日は異例の月曜日

 公開が延期となっていた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の新たな公開日が3月8日に決定した。

 1995年のTVシリーズ放送で社会現象を巻き起こした『新世紀エヴァンゲリオン』。本作は、2007年から『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとして再始動し、これまで『:序』『:破』『:Q』の3作が公開されてきたシリーズの第4作目にして最終作。

 もともと2020年6月27日公開予定だったものの、新型コロナウイルス感染症の影響で公開延期に。その後2021年1月23日に公開日が再設定されるものの、新型コロナウイルス感染症の拡大状況ならびに政府の緊急事態宣言を鑑みて公開の再延期が今年1月14日に発表されていた。

 株式会社カラーは、共同配給を務める東宝株式会社、東映株式会社と連名で、「再延期の発表以降、検討を重ねました結果、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開日を西暦2021年3月8日(月)に決定しました。緊急事態宣言発出より、皆様が安心して本作をご覧いただける時期に向け、関係各所と様々な検討と準備を進めてまいりましたが、継続的に各劇場にて有効な感染対策がなされていること、さらに感染リスクを軽減する新たな鑑賞マナーの定着に鑑み、今回の決定に至りました。現時点で緊急事態宣言発出中の地域がある状態ではございますが、公開にあたって劇場などでの準備が必要となるため、本日発表の運びとなりました。ご理解賜れますと幸甚に存じます。ご鑑賞の際は各劇場での感染対策へのご協力をお願い申し上げます」とコメントを発表した。

 また、あわせて公開初日より「式波・アスカ・ラングレー」描き下ろしイラストチラシの配布も決定。3月8日の公開初日より、全国合計300万名に、総作画監督・錦織敦史による「式波・アスカ・ラングレー」描き下ろしイラストチラシ(B6サイズ/二つ折り)が配布される。なお、すでに発表されていたMAX版に加え、MX4D、4DXも同時公開となる。対応劇場は、3月1日正午より東宝公式サイトの劇場リストに掲載される。

 また、期間限定上映が行われていた『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.333 YOU CAN (NOT) REDO.』内での上映、並びに一部地上波放送のみにて放送されていた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『Q :3.333』版予告・改2と、本予告・改2が、カラー公式YouTubeチャンネルで公開された。

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『Q :3.333』版予告・改2【公式】
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』本予告・改2【公式】

■公開情報
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
3月8日(月)全国公開
企画・原作・脚本・総監督:庵野秀明
監督:鶴巻和哉、中山勝一、前田真宏
テーマソング:「One Last Kiss」宇多田ヒカル(ソニー・ミュージックレーベルズ)
音楽:鷺巣詩郎
制作:スタジオカラー
配給:東宝、東映、カラー
上映時間:2時間35分
(c)カラー
公式サイト:http://www.evangelion.co.jp
公式Twitter:https://twitter.com/evangelion_co

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